ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】9

ーラスタ・ラヴ(4/11/夜)-

悠「……」
ズズズッ
マリア「ホラーな角度で見下ろすのやめてくれませんか?」

悠「逃げるからこんなのに付け回されるんだぞ」

ともき「自分のことをこんなのっていうんだな。」

悠「誰がこんなのだ!」

摩耶「そして勝手にキレた」

金剛「自分で言ったのにむちゃくちゃだな。」

悠「無茶ができる男はモテるだろ?」

ともき「そうでもないだろ…。」

摩耶「好感は持てるね。」

金剛「腕が折れても殴り抜くぐらいの無茶はいいな。」

真樹「男の人ってそうなの?」

福太郎「いやぁ、俺はアッチ側の人間やないから何とも…」

悠「っか、テメーも男だからな」

真樹「おーとーこーのー娘ー。もしくは、ちーんー娘ー!」

ともき「もしくはじゃねぇな。」

マリア「呼ぶほうも呼ばれるほうもリスクがありますね。」

悠「ちんこにリスク……性病か」

ともき「病院いってこい」

悠「患ってねぇっ!!」

摩耶「でも、いろんなパートナーがいるんだからちゃんと検診しとかないとダメだよ?悠君が感染源とか笑えないし」

悠「そんなマジレスされるとはなぁ。でも、そんな心配はいらん。おれはいたって健康だ。」

マリア「脳はダメですけどね」

悠「何がダメなのか言ってみろ。ただし、覚悟を持ってな。」
ピトッ
マリア「私、後頭部になに当てられてます?」

福太郎「デコピンが構えられとるね。」

マリア「くっ、迂闊に脳みそは色ボケで腐ってるて口に出せば……ズドンですね。」

悠「ズドンだよ」
パキィン!
マリア「ぎゃっん!」

真樹「痛そうな音した」

ともき「っていうか、どういう音だよ」

悠「おれの両手は機関銃(ダブルマシンガン)!」

摩耶「念弾を飛ばすしかできないフランクリンさん」

悠「さすがにもう一つぐらい変化球あると思うんだけどな。腐っても旅団の一員だし」

マリア「私、後頭部の頭皮えぐれてません?」

ともき「さすがにそこまでではない」

悠「やろうと思えばたぶんできるけど……ちょっと鬼状態(オニモード)使っていい?」

マリア「いいわけねーんですよ!!」

摩耶「撃たれる前にサマーソルトで相手の頭部を蹴り飛ばせばいいんだよ。」

ともき「難易度高いな…」

マリア「お手軽なのはないんですか?」

摩耶「股間を蹴り上げる。」

金剛「踵で足を踏み潰す。」

悠「心臓に肘鉄からの裏拳だろ。」

ともき「お前のは難易度が高い」

福太郎「相棒の第一話でも右京さんが羽交い絞めされとるときは足を踏んで逃げるいうとったしな。」

悠「はい、小鳥遊お勉強問題!相対性理論,光電効果,ブラウン運動で名を残した人は?」

福太郎「フランケンシュタイン博士」

マリア「フランケンシュタインの怪物」

摩耶「フランケンシュタイナー」

真樹「フラッシュモブ」

金剛「なんだそれ?」

摩耶「音楽と同時に突然みんなが踊りだすアレのこと」

金剛「ああ、なんとなくわかった。」

ともき「アインシュタイン」
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