ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】8

ーラスタ・ラヴ(4/5/夜)-

悠「優秀か優秀でないかの判断の仕方を知ってるか?」

ともき「……仕事ができるかどうか」

悠「ははっ、ともきは冗談が上手だなぁ。仕事化できるかどうかなんてただの飾りだろう。大事なのは美人であるか違うかに決まってんだろ。」

ともき「冗談を言ったつもりはないし飾りじゃねぇんだよ。」

優日「飾りじゃないのよ涙は」

悠「はっはぁ~!」

ともき「イラッ……とした。」

悠「イラッからの間が本気度を物語っているが悠君は屈しない!そんなものには屈しない!」

福太郎「何になら屈するん?」

悠「暴力」

真樹「わりと普通な物に屈するんだね。」

悠「だって痛いもん」

ともき「逆に言えば痛みを伴わなきゃ色々と理解できないってことだな」

悠「かもしれない」

優日「バカじゃねぇの?」

福太郎「これは火の玉ストレート」

悠「ふふっ」

ともき「なんではにかんだ。」

悠「さいきんレトルトカレーにハマっててな」

真樹「そして急に話題が変わる。」

悠「毎晩いろんなレトルトカレー食ってるんだけど」

ともき「毎晩って…」

福太郎「ちなみに何日目?」

悠「今日で一週間だな」

真樹「インド人かな?」

悠「インド人が毎日カレー喰ってると思うなよ!!」

真樹「今どういうキレ勝たされたの僕…」

優日「どうして夕食に私が呼ばれてないんだ!」

ともき「お前もキレてる部分がおかしい」

悠「最近のレトルトカレーはレベル高くてなイオンの程よくスパイスをきかせたカレーって食ったことあるか?」

福太郎「ないなぁ」

悠「これな具はじゃがいも、にんじん、玉ねぎで野菜のうまみが溶け込んだカレーなんだが、名前通りスパイスが効いてて美味いんだよ。しかも、驚きなのが値段だ。安いレトルトカレーは100~ぐらいだけど、このカレーは58円だ。」

ともき「58円!?それは相当安いな。」

悠「ぶっちゃけ味もいいし、まとめて買っとけば非常食とかにもなるし、ぜんぜん普段の一食としても賄えるレベルだ。」

優日「箱いっぱいストックしとかないと…」

真樹「……優日ちゃんならすぐに食べきるんだろうなぁ。」

悠「コスパと美味さでは咖喱屋も強いけど、スパイスをきかせたのも十分美味いのがいいわ。でも、咖喱屋シリーズのハヤシとキーマもこれまたうまくてなぁ。はい、小鳥遊お勉強問題!光が油やガラスなどの違う物質に入る時に曲がる現象を?」

福太郎「唐突にブッ込んできた」

優日「くっ殺」

真樹「オークと女騎士はもう話し合いで色々と解決できるんじゃないかなぁ。」

ともき「屈折」
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