ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】8

ーラスタ・ラヴ(3/29/夜)-

悠「最近、庭先にシチが飛んでてな。」

ともき「シチ?」

悠「そう、アナフィラキシーとか怖いよな」

ともき「それ、蜂だろ!」

悠「ああ、妖怪一足りないが出ちゃったか」

福太郎「そういう一足りないとちゃうんやけどなぁ。」

悠「それで九がな」

ともき「いち多いんだよ!」

神姫「目とか刺されたらいいのに」

悠「それ大惨事になっちゃう」

マリア「もしかしたら刺されて蜂の力を得られるかもしれませんよ。」

ともき「スパイダーマンか」

悠「人間を舐めるな!虫けら!」

福太郎「小町艦長の方やったみたい。」

マリア「でも、狩られる側ですよね。」

悠「誰がゴキブリやねん。」

真樹「じゃあ、ウデムシ?」

神姫「ヒヨケムシ」

灯「サソリモドキ」

悠「うーん、世界三大奇虫…」

福太郎「ただ、見た目全振りで特殊な技術ないよな。毒があるとか飛べるとか」

悠「いや、サソリモドキは。尾から酢酸混合物を噴射できる。あの噴射物は非常に濃い酸性をしてて、人の皮膚に触れると火傷のような炎症をおこせる。」

ともき「また無駄に詳しい…」

悠「ちなみに、ビネガロンというのは英名であり、vinegar(ビネガー)=酢からきている。これは、尾から出される酢酸混合物から、酢のような臭いがすることが由来となっているぞ。」

真樹「ふーん」

悠「興味なしか!」

真樹「正直まったく」

マリア「まぁ、奇虫に興味があるって人は少ないでしょうね」

灯「クレージージャーニーとかに出そうな人ですかね。興味がある人とすれば。」

福太郎「ちなみに皆は虫とか平気なん?」

真樹「無理無理カタツムリ」

悠「おまえ後でラリアットな」

真樹「ふぁっ!?」

マリア「まぁ、撫でまわせとかいわれたら無理ですけど駆除とかは家政婦の仕事でやってますね。」

ともき「それ、家政婦の仕事ではねぇから」

神姫「飼う気はないけど見るぐらいなら別に」

灯「毒の抽出に使うのでいくつかの毒虫は飼育してます。」

悠「なんだ、クレージーニンジャーは近くに居たんだね。」

ともき「ジャーニーではないんだな」

悠「毒とか怖いわぁ。」

マリア「毒なら悠さんも口から良く出てますけどね。」

悠「おれはいうほど毒舌ではないだろ。皮肉はいうけど」

ともき「そういうのが毒があるっていうんだよ」

悠「ポイズンブレス。はい、小鳥遊お勉強問題!電気や熱の伝わり方が導体と不導体の中間である物体を?」

マリア「半、胴体」

福太郎「猟奇的にな事件かな」

真樹「眼鏡のあれれーっていう子供とか、じっちゃんの名にかけてとかいう青年と出会った可能性があるね。」

灯「爆弾が仕掛けられて大変なことになりますね。」

悠「こんな奴らと一緒にいられるか!おれは自分の部屋に帰らせてもらう!」

神姫「完全な死亡フラグ」

マリア「崖とかから突き落としたのに小一時間ぐらいしたら普通に戻ってきそう。」

ともき「半導体」
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