ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】8

ーラスタ・ラヴ(3/27/夜)-

悠「クッソまずいソーセージってあるよな」

ともき「…なに?」

悠「いや、たまーに、クッソまずいソーセージってない?」

真樹「それは男根の意味で?」

悠「黙れ!」

福太郎「大袋で売っとる激安のやつとか」

紅「おれは何だっけ、あのほら……ソーセージの周りに衣みたいなのつけて揚げてるやつ」

マリア「アメリカンドック」

紅「それそれ、アレを魚肉のやつ使ってるのはマズいと思う」

悠「は?ギョニソだって美味しいだろ!!」

紅「魚肉ソーセージをマズいっていってるんじゃなくて、アレでアメリカンドックにしてるのはマズいっていってんだよ」

悠「そんなこと……あれ、おれギョニソのアメリカンドックって食べたことあったっけ?」

ともき「知らねぇよ」

マリア「脳が…」

悠「なに?なんてったいま!」

マリア「えーと、健忘症かなって」

悠「ほぼ同じじゃねぇか!おおぉぉん?!」

マリア「ごめんちゃーい」

悠「尻叩きか……ヘッドソバットか……」

マリア「どうすれば回避できますか?」

悠「そうだな……ここにあるもの使って何かモノボケしろ。ここにいるうちの誰か3人、3人を笑わせられたら許してやる。」

マリア「はい、質問があります。」

悠「なんだ」

マリア「チャンスは?」

悠「……2回。」

マリア「もうひとつ、紅さんはカウントされますか?」

悠「構わん」

マリア「つまりは2人ほど笑わせたらいいわけですね。」

紅「あれ、どういう意味だ?」

ともき「悪いけど、そのままの意味だと思うよ。」

マリア「うーん、確実なのはあるんですけどねぇ。これやるのはなぁ……」

ともき「そんな自信あるのか」

マリア「あるんですけど、やると私の品位を疑われそうなので……」

ともき「どんなモノボケする気だよ…」

マリア「しかたない、甘んじて罰を受けましょう」

悠「えー……モノボケしろよぉ」

マリア「私は知ってるんです。こういう状況で何やっても面白くないって。だから、私はやりません!」

悠「どうしてだ!自分を解き放て!我は影、真なる我!」

福太郎「唐突に始まる影戦」

マリア「っていうか、別に私は自分を偽ってませんし。私のシャドウがいるとしたらもう返済しましたし」

悠「借金がシャドウだったのか」

紅「まったくき分からん」

悠「面白かったから尻叩きは勘弁してやる。かわりにしり撫でてやるよ。」

真樹「死ねばいいのに」

悠「なにっ?今なんった!!はい、小鳥遊お勉強問題!電流や熱を伝えやすい物体?」
ガシッ!
真樹「捕まったァ~!」

マリア「あわれ、まきちーさんのお尻が悠さんに……」

悠「……」
ガシッ!
マリア「あれ、なんで私の頭を…」

悠「フンッ!」
ゴッ!
真樹「ぐっゃ!」
マリア「ぎっゃ!」

福太郎「ああ、哀れ、頭ぶつけ合わせ…」

紅「えげつねぇなぁ。」

ともき「導体」
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