ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】8

ーラスタ・ラヴ(3/26/夜)-

悠「耳まで柔らかい食パンってあるじゃん?」

ともき「あるな」

悠「ないんだけどどういうこと?」

ともき「意味が分からん」

悠「いっつも売り切れてんだよ。」

優日「つまり、売り切れてるんだよ」

ともき「……」

悠「あー、ともきがバカを見る目でおれを見てる」

ともき「ああ、それは理解できるんだな」

悠「悠君は賢いからねっ!」

弩躬「言ってることと言い方がバカ丸出しだけどな」

悠「お前はバカ丸出しだー!吉良義影ーー!」

ともき「うるせぇよ」

悠「尻丸出しとはいってないぞ」

ともき「誰もそんな聞き違いするかボケ」

真樹「えっ?」

ともき「えっ?」

紅「結局よぉ……なにが言いたいんだ?」

悠「耳まで柔らかいソフトな食パンが買えなくて真桜が若干おこなんだって話」

優日「真桜ちゃんは柔らかいのが好きなんだ」

悠「幼女だしな」

福太郎「幼女の関係性は?」

悠「幼女は柔らかい、つまり柔らかい物が好き」

ともき「なにをいっとるんだお前は」

紅「パンぐらい探せばあるだろ」

悠「あるんだろうけどな。けど、いつも買ってる店ではいつも売り切れてるんだ。」

ともき「だから他の店もいけよ」

悠「いつも忘れちゃうんだよ。で、いつもの店にフラッと入ると思いだす。こういうのありませんか?」

優日「ありますねぇ」

真樹「あるんだ」

悠「そんなよくある日常も実はミーム汚染となっているのかもしれない……。まぁ、それはさておき」

ともき「まてまて」

紅「ミーム汚染ってなんだ」

福太郎「んー……めっちゃ簡単に言えば「常識が書き換わる」って意味やね。」

真樹「はい、わかりません!」

悠「「イヤーッ!」というセリフをニンジャの雄叫びだと貴方は思いましたか?」

優日「思いました」

悠「女性の悲鳴ではなく?では「⑨」という文字を氷の妖精だと貴方は思いましたか?」

優日「思いました」

悠「数字ではなく?……って感じだ」

ともき「ああ、要するに一般的な認知常識が、その本人が意識する認知常識に変わるってことか」

悠「そうそう。」

紅「それと食パンの話は関係するのか?」

悠「ぜんぜん、ただ言ってみたかっただけだよ」

弩躬「……」
バチンッ!
悠「ぴぎゃっ!尻になに撃った!テメェっ!」

弩躬「手弓のゴムを引っ張ってぶち当てただけだ。」

優日「ゴムパッチンの要領だね!」

悠「そんなレベルじゃないけどな!ぜったいケツに蚯蚓腫れできてるわよ!」

ともき「なんでおねぇ言葉になった」

紅「~~!」

悠「はい、小鳥遊お勉強問題!電流の流れる向きと大きさが一定であることを?」

真樹「直腸」

優日「直接」

福太郎「チョーク」

ともき「直流」

弩躬「水飲むか?」

紅「はぁはぁ……んふ…ゴクッゴクッ」
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