ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】8

ーラスタ・ラヴ(3/24/夜)-

悠「焼きおにぎり食べたいなぁ」

ともき「食べたらいいんじゃないか」

悠「いや、普通のじゃなくてこう……すごいのが食べたいんだ」

ともき「すごい焼きおにぎりってなんだよ」

マリア「丸焦げにぎり」

悠「焼き過ぎてるなそれ」

福太郎「チャーシューや葱、それと卵が混ざってパラパラ」

悠「いいねぇ、はふはふしながらレンゲで食べてラーメンスープをごくりと……炒飯だ!それ、炒飯だ!」

福太郎「多少握ってなぁてもええですやん」

真樹「結果的には美味しくなってるしね」

悠「でもね、焼きおにぎりではないよね?」

マリア「炒飯を握ったらいいじゃないですか」

悠「……なるほど」

ともき「今ので納得できたのか」

悠「炒飯を握ったらそれはもう豪華な焼きおにぎりに当たるのではないだろうか」

ともき「いや、炒飯のおにぎりじゃないかな…」

悠「なんてこった!」

ともき「お前が目指してるゴールが分かんないんだよ」

福太郎「焼きおにぎりって醤油だけやなぁて味噌もあるよな」

悠「そっちか、そっちだったか!」

ともき「どっちだよ」

悠「焼いた味噌とご飯のハーモニー」

マリア「焼いた脳味噌?」

悠「ハンニバルだ、それは」

福太郎「生きたまま頭開かれて、そのうえ脳味噌切られて、焼いて食わされるって地獄やろね。」

悠「でも、もう痛みもなにも感じてなかっただろうし、美味いっていってたからセフセフ」

ともき「ぜんぜんセーフではないんだよなぁ」

真樹「凍った猿の脳みそはなんだっけ?」

悠「インディージョーンズ」

マリア「スープにスプーン入れたら目玉がぷかぁってのもありましたね。」

福太郎「あれは猿の目玉やったんかな」

悠「どこもかも食べられるなんてアンコウみたいな生き物だ」

ともき「猿だし、違うだろ」

マリア「でも、実際、猿って食べれそうな部分少ないですよね。ゴリラぐらいなら肉厚ですけど」

悠「猿は結構肉あるだろ。っか、ゴリラとか無茶を言う」

マリア「例えばですよ。」

ともき「そもそも何の話だよ、これ」

悠「世界ゲテモの紀行?」

ともき「焼きおにぎりどこいった」

悠「炒飯になっちゃった」

福太郎「結局、炒飯になってしもたや。」

悠「ラーメンとギョーザと炒飯でかんぱーい!」

ともき「飲み物ではねぇからな」

悠「はい、小鳥遊お勉強問題!電流の流れ道が1本道のつなぎ方を?」

マリア「一」

福太郎「十」

真樹「百」

悠「千、万丈目サンダーー!」

ともき「直列つなぎ」
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