ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】8

ーラスタ・ラヴ(3/7/夜)ー

悠「あー、尻を……触りたい」

マリア「おまわりさーん」

悠「誰がおさわりマンだ!」

ともき「いってねぇよ。」

摩耶「尻が触りたいなら自分にもついてるよね。」

悠「いや、自分の尻はちょっと触りたくないというか、怖いというか……」

金剛「尻が怖いってなんだよ」

悠「本年度に入ってすでに二回尻肉を寝ぼけて掻き毟って出血起こしてるんだ。」

福太郎「ほぼ月一スパンやね。」

悠「男の子の日」

ともき「黙れボケ」

摩耶「ならひっかくぐらいじゃ傷つかないお尻がいいね。金剛君」
グッ
金剛「おい」

悠「へいへーい、へいへーい!」
スパン!スパン!
金剛「ノリノリで叩くんじゃねぇ!!」

悠「見てこれ、おれの手のひら真っ赤になってる。どうしてくれんの?」

金剛「てめーが勝手にやったんだろ!!」

悠「やっぱり柔らかいお尻がいいな」

金剛「殴っていいよな?ぶん殴っていいよな?」

摩耶「いいよ。どんどんいこう」

悠「助けておまわりさーん!」

マリア「自首ですか?」

悠「おれは何もやってない!やってなーーい!おれは本当に何もやってないんだァァァ!」

真樹「ここまで本気で否定されると逆に何か疑わしくなってくるね。」

摩耶「まぁ、叩けばいくらでもほこり出る男だからね。」

悠「イエア!」

福太郎「元気いっぱいの返事」

ともき「なんでだよ」

金剛「とりあえず殴っとくぞ」
ゴッ!
悠「……」

金剛「……なんとかいえよ」

悠「この恨み……末代まで……呪ってやる」

金剛「……」
ゴッ!ゴッ!
悠「イタイイタイ!」

摩耶「悠君の呪いとかタンスの角に小指を毎日ぶつけそう」

マリア「尻肉ひっかいて抉りそう」

真樹「頭悠になりそう」

悠「はい、不敬罪。アルゼンチンバックブリーカーの刑に処す」
ガシッ、メギギ!
真樹「いぎゃっーー!!」

福太郎「小指ラッシュも嫌やけど、尻肉抉っての出血もきついなぁ。」

悠「はははっ、怖かろう!」

ともき「掻かなきゃいいだけなんだけどな」

悠「尻というのは突然かゆくなる、油断してると……ガリッだぜ?」

ともき「気を付けろよ」

悠「気を付けてても既に抉れてるんだよ!どうしてくれんの?!」

ともき「知らねぇよ!どうするもこうするも自業自得だろ!!」

マリア「もう尻にラップでも巻いとけばどうですか?」

悠「なに虐待の話?熱湯かけてラップ巻いて放置とか引くんだけど」

マリア「そんな話してないんだよなぁー」

悠「はい、小鳥遊お勉強問題!天気図で同じ気圧を結んだ線を?」

摩耶「最前線」

マリア「さくら前線」

真樹「ぜんしんがいたい……」

福太郎「東京都心線」

金剛「しらん」

ともき「等圧線」
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