ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】8

ーラスタ・ラヴ(3/3/夜)ー

悠「むっちゃむっちゃむっちゃむっちゃ」

ともき「……」

摩耶「一心不乱に菱餅齧ってる男って怖いね。」

悠「むっちゃむっちゃ……食べるか?いっぱいあるぞ」
どさどさ

ともき「なんでだよ」

悠「スーパーで何か知らないけどたくさん売ってたんだ」

ともき「なんか知らないってひな祭りだからだろ」

悠「しってたよ」

ともき「……」
べシッ!
悠「シンプルに雑誌を投げつけられるとは、何か新鮮だ」

優日「もっちゃもっちゃ……なにに新鮮を感じてるんですかねぇ。もっちゃもっちゃ」

真樹「すごい食べてる」

金剛「菱餅両手に持って食らう女ってのもシュールだな」

優日「もっちゃもっちゃ」

真樹「おいしい?」

優日「美味しいけど、口の中の水分を割と持っていかれてる。パッサパサのクッキーとかよりはマシだけど、油断すると喉に詰める。」

悠「そのときはおれが吸いだしてやるよ」

優日「その前に金剛さんに思いっきりお腹殴ってもらうから大丈夫」

悠「バカやろ、死ぬぞ」

金剛「いや、それ以前にそんなことしたくないんだが」

摩耶「確実に詰まってるものは飛び出すと思うよ。最悪、モツごと出るけど」

悠「そのときはおれが丁寧丁寧丁寧に押し込んでやるよ」

ともき「そうなったら救急車を呼べ!」

悠「でも、とりあえず飛び出たら押し込むべきだろ。脱肛とか」

優日「なぜ脱肛で例えたのか、コレガワカラナイ」

悠「ちなみに脱肛は簡単に中に押し戻せるぞ。そのかわり、すぐりブリンッて飛び出るらしいから、結局は病院に行くしかないらしいが」

ともき「別に聞きたくない話だったなぁ。」

悠「でも、もし脱肛した人がいた時の対処法が知れていいだろ?」

ともき「自分で触らず救急車呼ぶに決まってんだろ」

摩耶「ついでにいうと他人の肛門に触れたくないよね。」

悠「でも、美少女だとしたら?」

摩耶「……いや、脱肛してる美少女とか目も当てられないよね。」

真樹「お尻で遊び過ぎたのかな」

ともき「なにいってんだ……」

優日「ゴクッゴクッ、ぷはー……ビールと菱餅あわねぇ~」

金剛「そらそうだろ」

悠「おれは饅頭食いながら日本酒飲めるけどな」

ともき「血糖値が破裂しそうだな」

摩耶「この酒飲みがっ!」

悠「えへっ」

真樹「なんで笑ったんだろ」

悠「おれの笑顔が見れて嬉しいだろ。はい、小鳥遊お勉強問題!河川に沿ってできる階段状の地形を?」

優日「菱餅断面」

摩耶「確かに」

真樹「ケーキの断面もいけるかも」

金剛「肉の断面でもな」

ともき「…河岸段丘」
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