ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】8

ーラスタ・ラヴ(2/24/夜)ー

悠「我は汝、汝は我」

優日「違います」

悠「そうでござったか!あいや、これはまっことに失礼申した!」

ともき「誰だよ」

悠「…………誰だろう」

ともき「ノイローゼか、それとも心の病か、どっちだ?」

悠「さみしん坊なだけだよ」

ともき「ああそう」

悠「構って構って」

優日「と……」

悠「すぐに電話を置け、もう一度言う、すぐに電話を置け!」

優日「まだ何も言ってないのに」

悠「言わせないようにしてんだよ。お前は何かにつけて猛獣派遣しようとするからな。」

優日「悠の寂しさを埋めてあげようとしてるのに。アニマルセラピーで」

悠「グラディエイトの間違いだろ」

福太郎「人間と猛獣の戦いは鉄板やもんね。」

真樹「今だと動物愛護関係でめっちゃ怒られる。」

ともき「っていうか、猛獣っていってるけど寅君は人間だからな」

悠「どうかな?」

優日「オマエガイウナー」

悠「どういう意味だ!」

優日「そのままの意味だよ」

悠「そうか。」

神姫「そこで納得するのね。」

優日「あ、神姫さんだ。わーい、神姫さんこっち向いてー!」

神姫「……馬鹿にされてるのかしら」

優日「タレントを見た感覚ですよ。」

神姫「動物園の見世物みたいに感じるわね。」

悠「じゃあ、水着に着替えよう。そしたら動物園じゃな…」

神姫「……」
ドッ!
悠「ぐぇっふ!」

弩躬「なんで蹴られると分かっててそういうこと言うんだろうな。」

優日「さびしがり屋なんだよ」

弩躬「なるほど……えっ、どういうこと?」

優日「構って欲しいとか、そういうことなんじゃないかな?知らないけど」

真樹「優日ちゃんがさびしがり屋っていったのに、知らないけどってどうなの?」

優日「ダメかな?」

真樹「いいよ!」

ともき「おいおい」

悠「ぶぶぶぶっ、じゅるるる、ゴックン……ふー、危なかった。」

福太郎「蟹ばりに泡吹いてたね。」

悠「内臓が出なかったからセフセフ」

神姫「ちゃんと中で潰れるように蹴るわよ」

弩躬「破裂狙いだったそうだぞ」

悠「死にたくない、死にたくなぁい!」

福太郎「ダメギ」

弩躬「内臓が潰れても死ぬわけじゃないから平気だろ。」

悠「……それもそうか。」

ともき「いや、平気ではないから」

優日「あっち側のひと達は平気なんでしょ」

悠「あっちこっちどっちそっち、あいつこいつどいつそいつ、はい、小鳥遊お勉強問題!い長い年月をかけて堆積し固まった岩石を?」

真樹「鍾乳石」

優日「氷柱」

弩躬「鳥竜石」

福太郎「コンクリート」

神姫「堆積岩」

ともき「文字通りだな」
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