ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】8

ーラスタ・ラヴ(2/14/夜)ー

悠「ヴァレンタイン……大統領~」

福太郎「『こういう予期せぬ事が起こらぬようにすること』 『全て』をわたしの味方とする……それは『不運』さえも……わたしが「ナプキン」をとる」

悠「ヴァレンタイン……大統領~」

優日「「愛国心」はこの世でもっとも美しい「徳」だ。子を守るため命をかけるのは動物も同じだが国の誇りのため命をかける事が家族を守る事につながると考えるのは「人間の気高さ」だけだ………狂信者とはまったく違う心」

悠「ヴァレンタイン……大統領~」

「「ドッジャァァ~ン」」

ともき「バレンタインデーキッスのリズムで何言ってる」

悠「ここから話す事はとても重要な事だ。それだけを話す。わたしの行動は『私利私欲』でやった事ではない。『力』が欲しいだとか誰かを『支配』するために『遺体』を手に入れたいのではない。」

ともき「しらねぇよ!!」

詠美「……アレは何をやってるの?」

吉音「ジョジョごっこでしょ、もぐもぐ」

詠美「ジョ……なに?」

悠「わたしの大統領としての絶対的「使命」は!この世界のこの我が国民の『安全を保障する』という事!それひとつに尽きるからだ!」

ともき「お前が持つべき使命はまず大人しくすることだよ!」

吉音「マシュマロにチョコ着けるとおいしい」

稲葉「フルーツも美味しいわよ。」

ゆうな「チョコバナナって兵器だよね。」

ゆえ「もちゅもちゅもちゅもちゅ……」

悠「『試練』には必ず『戦い』があり『流される血』がある。『試練』は『強敵』であるほど良い…」

優日「じゃあ、トラチー君呼ぶね。」

マリア「試練に立ち向かえ」

悠「あ、ごめんごめん、やめてやめて。」

真樹「スプーンでチョコすくってピーナッツにかければ、チョコナッツにもなるよ」

吉音「食べたい食べたい!」

詠美「少しは落ち着きなさい」

優日「急に素に戻ったね。」

悠「血のバレンタインとか嫌だからね。」

優日「道玄さんと雲水さんに電話する?」

悠「せんでいい!」

稲葉「ビスケットやクラッカーもあるけど、これはそのまま食べてもいいわね。甘いのの口直しに」

ゆえ「しおこんぶとかりかりうめあるよ……」

真樹「渋いなぁ…。」

マリア「っていうか、優日さんすげーひと達の電話番号しってますね。」

優日「警察とかより安心できる番号」

悠「こわぁいこわぁい」

ともき「ムカつくからその言い方やめろ。」

悠「言語統制かな?」

ともき「ちげぇわ!」

マリア「口とか縫います?」

悠「そんな口臭くないもん!!」

福太郎「口臭いから縫われるわけではないんと……ちゃうかな?」

悠「……ホッとした。」

ともき「いや、いろいろズレてるんだよな。」

悠「っかさ……さっきから何してる?」

吉音「ちょふぉんふゅふぁふへふぇふ」

悠「ははっ、何言ってんのかわかんねぇけど可愛いから許す!」

ともき「甘いなぁ」

悠「チョコフォンデュだけに?」

ともき「チッ」

悠「そのミニチョコフォンデュの機械どうした」

稲葉「禅くんがくれたのよ。」

ともき「「貸して」じゃなくて「くれた」なんだな」

悠「毎年バージョンアップしたのをもらうらしいからな。夏はかき氷機とかアイスクリーム作るのとか」

福太郎「そういうんも贈られるんやな」

悠「さすがに何個もあるからっておれももらったぞ」

優日「あ、私ももらった。」

マリア「ホワイトデー代わりですかね。」

悠「バカ言うな。禅はホワイトデーももらう側だよ」

詠美「どういうシステム?」

悠「お菓子お布施システムかな。はい、小鳥遊お勉強問題!地震の際に後からくる横波を?」

マリア「サイコショッカー」

優日「エスパーロバ!」

福太郎「スィーパー」

真樹「エスパルス」

ゆうな「スリーパー」

ゆえ「こっぱみじん……」

吉音「チョコバナナ!」

詠美「明らかな違うでしょ!」

ともき「S波」
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