ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】8

ーラスタ・ラヴ(2/9/夜)ー

悠「あぶぶぶっ」

ともき「なんだ…」

悠「寒いんだ」

優日「凍えろ、凍えろ、凍えろ、凍えろ」

悠「やめて、やめろ、やめてくだしぁ……」

福太郎「呪詛と懇願」

真樹「演劇か何かかな?」

悠「こうなったら、白巳を使わざるを得ない!」
スッ、もふもふ
白巳「ぷひゅー」

ともき「寝てるんだからやめてあげろ」

悠「大丈夫。猫とかも寝ながらも撫でられたりするの好きだろ?」

ともき「猫じゃないから」

悠「蛇系幼女」

福太郎「ラミアの幼体かな?」

悠「大丈夫、上半身も下半身も人間だ」

摩耶「上半身が蛇で下半身が人間だとしたら……」

金剛「……明らかに生態系として弱いだろ」

真樹「上半身は這いずろうと下半身は走ろうと……んー、バランス悪いね。」

優日「合体事故かな?」

悠「ああ、白巳はあったかいんじゃー」
すーりすーり

ともき「幼女に頬をすりつけるな」

白巳「んみゅ……ガブッ!」
悠「うっ…!」

金剛「なんか今……肉を齧る音したんだが」

悠「……」
ググッ
白巳「あぐぐ」

摩耶「おお、しっかりと噛みついてる。」

悠「これはダメだ。無理に引き抜こうとしたら頬を持ってかれる。」

ともき「噛むことあるんだな…」

悠「寝てるときに口元に何かが触れると割と噛んだり吸いついたりする。ゆうの谷間の内側は歯型とキスマークが結構ついてる。」

福太郎「あらまぁ…」

優日「なんかエロイね。」

白巳「んー……まっ…」

悠「ふぅー、離してくれたぜ」

優日「白巳ちゃんの口の中消毒しとかないと黴菌が」

悠「誰が菌もちだって!」

摩耶「なにかよくない菌は持ってそうだけどね。」

悠「そんなことないよ。おれの血液なんて採血爺が隙あらばと狙ってるんだから」

ともき「素直に採血されろ」

悠「やだ!小生やだ!」

摩耶「悠くんの血ですくわれる命があるんだよ?」

悠「でも、おれの血がそういう風に使われてる証拠はないし。」

金剛「じゃあ何に使われるんだ」

悠「それが分からないから怖い」

優日「悪いことには使われてないよ、きっとたぶんおそらく」

悠「尻すぼみだなぁ。」

福太郎「なんかしらの研究とかに使われとるんやろ。」

悠「それがすごい怖いんだよなぁ。」

真樹「でも、採血したらパンとジュースもらえるよ?」

悠「逆にパンとジュース買ってやるから血を取らないでくれだわ。はい、小鳥遊お勉強問題!地震の原因の一つであるマントルの上にある地球表面を覆っているもの?」

優日「まんぷくプレートひとつ」

真樹「レディースプレートひとつ」

摩耶「プレートメイルを金剛君にひとつ」

金剛「いらねぇ…」

白巳「むにゅむにゅ……ぷしゅるる……」

ともき「あ、言わないんだ。プレート」
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