ｰラスタ･ラヴ(2/8/夜)ｰ

悠「……」

真桜「さすがにいい加減にするべきだと思うなの。」

マリア「大の男が幼女に怒られてますね。」

ともき「今度は何したんだ?」

悠「いつも何かしでかしてるように聞こえたんだけど?」

ともき「そういったんだよ。」

悠「……え?」

ともき「なんで急に聞こえなくなってんだ。耳に掃除機突っこむぞ」

真樹「で、なにやったの?」

真桜「夕飯が鍋→煮込みラーメン→鍋→煮込みうどんと鍋と麺のループになってるなの。」

福太郎「美味しそう」

真樹「いや、さすがに毎晩鍋は重い…」

悠「毎晩じゃねぇ!鍋の出汁を使ったラーメンとうどんだ!」

真桜「それでも鍋を使ってるだろなの。」

悠「はい」

ともき「鍋じゃねぇか」

悠「てへっ!」

ともき「……」
ブンッ!
ゴッ!
悠「さすがにガラスの灰皿をぶん投げるのはダメじゃないかな。」

福太郎「微動だにしてないところがすごいなぁ。」

悠「ふっ、おれにかかればこのぐらい余裕でキャッチできる。」

マリア「キャッチしたのはぶち当たってからですけどね。」

悠「落とさないように気を配ったんだ」

真桜「正しいことだが気の配り方が間違ってるなの。」

悠「近所でも気配り上手と評判だ」

福太郎「リンリンランランソーセージ?」

悠「ハーイハイハムじゃない～」

真樹「突然歌うよ」

悠「なんで突然歌いだすんだろうなミュージカルって」

ともき「そういうもんだからだよ!」

悠「モンドセレクション」

真樹「何でモンドセレクション?」

悠「何の話だ?」

真桜「それ、イラッとするから1日3回までななの。」

悠「(´・ω・｀)そんなー」

福太郎「豚は出荷やで～」

悠「おれのボケを規制するのはやめていただきたい!」

マリア「同じボケバッカリしなきゃいいだけじゃないですかねぇ。」

悠「ボケの百貨店といわれるおれでもパターン化しないのはきついもんがあるのでござるよ。薫殿」

マリア「マリアです」

悠「すまぬ」

福太郎「素直」

真樹「薫ってだれ?」

悠「氷室さんだ」

ともき「どう聞いても今さっきのはるろ剣の方をいっただろ。」

悠「うん」

ともき「……」
スッ

悠「無言でガラスの灰皿振りかぶるのやめて」

真桜「ナメクジとかぶつけるのが効果的だぞなの。」

悠「大変なことになるぞ?いいのか?大の男がガチ泣きしながらもらすぞ!」

ともき「アホか!」

悠「ソングライター……間違えた。そんぐらいビビるってことだ。はい、小鳥遊お勉強問題!冬の大三角を含む7つの星を順に結んだものを何という?」

マリア「冬の高い宝石」

真樹「冬の硬い宝石」

福太郎「冬の金剛さん」

ともき「冬のダイヤモンド」

悠「ダイヤモンドから夢を放つペールーセーウースー」

福太郎「ドグワッシャアァァン!」

真桜「乙女は強くなくっちゃね……なの。」

ともき「なにそれ…」

悠「高野レン 」