ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】8

ーラスタ・ラヴ(2/2/夜)ー

悠「明日は節分」

マリア「ぶつけられるのが豆だけだといいですね。」

悠「ああ、自然とおれが鬼なのな。まぁ、それは百歩譲っていいとして、豆以外になにをぶつけられるというのか!」

マリア「果たし状とか」

悠「誰から」

マリア「寅さんとか」

悠「……いや、寅はそんなまどろっこしいことしてくれない。殴りかかってくる。」

ともき「ぶつけられるのは拳だったな」

福太郎「なるほど」

悠「アイツこそ鬼でいいんじゃないかなぁ。」

真樹「虎でしょ?」

悠「だったらおれは鷹がいないんだが?」

ともき「だから何だ」

悠「さぁ?」

ともき「コイツ…」

マリア「ビール瓶とかも投げられそうですね。」

悠「物を投げないでくださぁーい!」

鳳「あら、相撲かしら?」

悠「ザブトンは飛ばないんで」

福太郎「ほんなら枕?」

悠「枕投げか、それなら痛くないな」

神姫「勢いつけて投げたら枕でも痛いわよ」

悠「まぁ、側頭部から当たったら首がグキってなりそうだけども」

真樹「枕投げってそんな危険な競技だったっけ?」

ともき「競技ではない」

鳳「大丈夫、頭で受けなければいいのよ。」

悠「鳳さんは大きな枕が二つも実ってますよね。それをぶつけてくれてもいいんですよ?えへへ」

鳳「あら、こんな感じで?」
ドッ!
悠「か……はっ!!」

マリア「おおっと、悠さんが吹っ飛んだー!」

福太郎「そらまぁいくら柔らかい言うても数十キロある肉の塊がぶつかったら……吹っ飛ぶわな。」

ともき「アホだなぁ」

鳳「……正直思った以上に勢いがついちゃったわ。大丈夫?」

悠「おっぱいじゃなかったらそくしだった。」

神姫「即死でもよかっのに」

悠「よくないでしょ!おれが死んだら!」

ともき「そっちは壁で、神姫さんはあっちだ」

福太郎「しっかり脳が揺れとるみたいやね」

鳳「あらまぁ」

真樹「おっぱいは凄いね」

マリア「おっぱいは凄いですけど、この場合は鳳さんのおっぱいがすごいっていうのが正しいんじゃないでしょうか」

ともき「どんな会話してんだ」

悠「頭がくわんくわんしてるからおっぱいに頭を預けたい」

神姫「尖った岩にでも預けてなさいよ」

鳳「寝心地はよくなさそうね。」

福太郎「永遠の眠りに誘われそうやけど。」

真樹「ザクッと」

悠「サスペンスドラマ始まりそう。はい、小鳥遊お勉強問題!赤い星アンタレスがある夏の星座は?」

マリア「そうよ私はサソリ食う女~」

真樹「食べちゃった!?」

鳳「丸揚げが美味しいのよね。」

福太郎「食べたことないっすわ」

神姫「さそり座」

ともき「さそり座」

悠「スコーピオォン!」
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