ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】8

ーラスタ・ラヴ(1/31/夜)ー

悠「ナマハゲ問題」

マリア「禿げ?」

悠「禿げてねぇわ!!」

ともき「相変わらず禿げには敏感だな」

悠「フッサフサやからな!フッサフサやからな!」

恋「なんで二回いった」

悠「大事なぁ~ことぅだからぁー!」

ともき「なんだその言い方…」

悠「おれも何でいったのか……コレガワカラナイ」

ともき「脊髄反応で生きるのやめろ。」

福太郎「んで、ナマハゲがどないしたん?出たん?」

悠「うちには出てないな。鬼ならちょくちょくちょく出没するが。そうじゃなくて少し前にニュースとかしてたの知らないい?」

ともき「「ちょく」と「い」が多い」

恋「よう気がついたもんじゃな…」

マリア「たしか後継者不足とか家にあがられるのNGがでるとかでしたっけ?」

悠「そうそれ。」

福太郎「子供が怖がるいう理由もあったな」

恋「いや、いやいや、そういうもんじゃろ。」

悠「そうなんだけどな。」

福太郎「けど、ナマハゲぐらいは可愛いもんよな。世の中には泥まみれで家ン中はいってきたり、泥まみれにされる神様の祭りもあるンやし。」

真樹「ああ、知ってる。」

マリア「マジですか」

真樹「ポリョン・マッド・フェスティバルだよね。」

悠「パーントゥだ。」

「「……」」

真樹「え?」

悠「は?」

ともき「なんで奇祭っぽいので食い違いが起きるんだよ」

福太郎「俺もパートゥンやと思ったんやけど。ポリヨンってなに?」

真樹「ポリョンね。泥が売りの街なんだけど、非常に良質な泥でね。死海の泥以上に豊富な天然ミネラルを含んでて、美容にも健康にも抜群の効果を発揮するといわれてて、それを身体に塗り合って騒ぐお祭り。もちろん、普段着から水着に着替える場所や、泥まみれになった体に必要なシャワー設備も準備万端でね。遠路はるばる訪れた観光客が安心して泥まみれになれるよう、荷物の預かり所もあるんだよ。」

マリア「なるほど、まさに泥祭りですね。それで悠さんの方のパードゥンっていうのは?」

悠「パートゥンな。」

福太郎「宮古島の国の重要無形民俗文化財。厄払いの意味を込め、仮面を着けた神様が人々に容赦なく泥を塗る伝統的な手法の祭り」

悠「まぁ、これも観光客からクレームが入ってるんだけどな。泥で汚されたって」

恋「だから、そういう祭り何じゃろて…」

ともき「ナマハゲもそうだけど、そういう文化はなれてないと難しい部分があるんだろうな。」

真樹「だったらポリョンのがいいじゃん。美容効果あるんだよ。美容効果!!」

ともき「押すなぁ…」

悠「で、ナマハゲとパートゥンとポリョンは置いといて、節分も一部では追いやられてるんだよ」

ともき「今までの流れからすると子供が鬼が怖いって?」

恋「だーかーらーそーうーいーうーもーんーじゃーろぉぉぉ!」

福太郎「まぁまぁ、落ち着いて」

悠「子供が鬼を怖がるのもあるし、豆を喉に詰めるってのもあるらしい」

福太郎「そりゃ、こんにゃくゼリーですら詰まるんやから、入り豆やったらなおさせらやわな。」

悠「なぜしっかり噛まないのかコレガワカラナイ。はい、小鳥遊お勉強問題!夏の大三角のアルタイルがある夏の星座は?」

福太郎「鷲巣巌」

真樹「デザートイーグル」

マリア「禿げ鷲」

悠「誰がハゲだ!」

恋「お前にはいっとらんじゃろ……。」

ともき「ワシ座」
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