ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】8

ーラスタ・ラヴ(1/30/夜)ー

悠「……背中が痛い?」

ともき「なんで疑問形なんだ」

悠「レモン系?」

ともき「疑問形、どんな聞き間違え方してんだ」

優日「背中が痛いって釘でも打たれたの?」

悠「釘が刺さってたら気付くだろ」

真樹「完全に打ち込まれてたら?」

悠「……ちょっと背中見てくれる?」
ペロッ

ともき「気づかないわけねぇだろ。」

福太郎「んっ、痣できとるで」

悠「え?マジンガー?」

福太郎「ゼット」

優日「余裕あるね。」

悠「まぁ、ほどほどに痛い程度だったからな。っか、痣できるような心ヒットないんだが」

真樹「心ヒット?」

ともき「心当たりっていいたいんじゃないか。」

悠「ココロブレイク!」

ともき「壊れてんじゃねぇか」

悠「いや、クィーンココロのオリジナル球種だ」

ともき「わからん」

悠「気にするな、おれもあんまり分かってない。」

ともき「自分が理解しきれてないネタをなぜ使うのか」

優日「コレガワカラナイ」

悠「イクゾー! デッデッデデデデ!(カーン)デデデデ」

真樹「背中の痣についてはいいの?」

悠「ああ…」

ともき「お前の話の脱線癖はどうにかならないのか?」

悠「無理無理無理無理無理ィィィ!」

ともき「無駄無駄みたいにいうんじゃない!」

優日「どうせ蹴られたか殴られてついた痣でしょ」

悠「ケツと腹なら心当たりあるんだけど。背中はなぁ……あっ、心ヒット!」

ともき「定着しないから」

悠「おれもそう思う」

ともき「なら言い直すな!」

悠「背中はたぶんどっかでぶつけたんだろうな。」

福太郎「背中ぶつけるって難しない?」

優日「波動拳を受け止めようとして、壁まで吹っ飛んだとか」

悠「それだ」

ともき「波動拳を撃たれたことあるのか」

悠「似たようなの(龍剄気功)なら多々あるが最近はない。」

優日「じゃあ、呪いかな」

悠「なるほどな。」

ともき「なぜそれに納得できる」

真樹「それで実際心当たりはゼロなの?」

悠「……しいて言えば」

ともき「しいて言えば?」

悠「昨日ソファーでうたた寝したんだが気がついたら床に転がってたことぐらいかな」

ともき「明らかにそのとき背中打ったんだろ」

福太郎「どの辺りからそのことに気がついとったん?」

悠「ココロブレイクの辺りから」

ともき「コイツ…」

悠「えへ、はい、小鳥遊お勉強問題!夏の大三角のデネブがある夏の星座。中心部は北十字星やノーザンクロスとも呼ばれるものは?」

優日「白状」

真樹「薄情」

福太郎「カプリチョウザ」

ともき「ハクチョウ座」
33/100ページ
スキ