ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】8

ーラスタ・ラヴ(1/18/夜)ー

優日「真桜ちゃんのおにぎりが美味しいらしいね。」

真桜「……」

優日「真桜ちゃんのおにぎりが美味しいらしいね。」

真桜「……」

ともき「無限ループに入ってる」

優日「私の心は折れないよ!」

真桜「耳元で騒ぐななの」

悠「無視を決め込んだら超一流の真桜を反応させるなんてなかなかのもんだぞ」

真桜「……」
ミヂッ
悠「なぁんでおれの太もも抓るの?超痛いんだけど」

真桜「で、おにぎりがどうしたなの。」

優日「真桜ちゃんが握ったおにぎりが美味しいって話を聞いて」

福太郎「昨日の話がもう広まっとるんやね。」

悠「世間は狭いな」

ともき「ここからの広がりが異様なだけだと思うぞ」

真桜「間違ってるなの」

悠「というと?」

真桜「真桜が握ったおにぎりが美味しんじゃなくて、真桜のつくる料理は全部おいしいなの。」

優日「はい!いつもごちになってます!」

福太郎「ええ返事」

真樹「ごちになってるんだ。」

悠「おれが帰る前から普通に家にいるときあるからな」

優日「悠だって私の部屋に勝手に上がってることあるじゃん」

真樹「いやらしいなぁ。」

悠「勘違いするなおれが上がりこむのは何も優日の家だけじゃない」

ともき「うちもだ」

福太郎「うちもやで」

真樹「わーぉ…」

悠「ちなみにちゃんと合鍵で入ってるからな。」

真桜「家に帰れなの」

悠「はい…」

優日「おかあさーーーん!」

真桜「お前のようなデカい娘はいな……いや、居るなの。」

悠「でっかい娘は二人ほどいるぞ」

ともき「お前はでっかい息子枠だろうけどな」

悠「へへっ、照れるぜ」

ともき「息子がでかいっていってんじゃねぇからな!」

悠「!!?」

福太郎「めっちゃ驚いとる」

優日「どうしてそう受け取ったのか、コレガワカラナイ」

悠「HIPのYouというものだ。」

福太郎「イクゾー!」

真樹「デッデッデデデデ!(カーン)デデデデ」

ともき「なんだこのコンビネーション」

真桜「騒がしいやつらなの。」

悠「静かすぎると耳鳴りしちゃうだろ」

真桜「騒がしすぎても鼓膜が痛むなの」

悠「はい」

福太郎「素直」

優日「で、おにぎりは食べさせていただけるんでしょうか?」

悠「幼女がちっちゃいお手でにぎにぎしたおにぎり。」

ともき「その言い方やめろ。」

福太郎「言い値で買う人おりそう」

真樹「付加価値だね」

悠「はい、小鳥遊お勉強問題!天体が自分自身で回転することを何という?」

優日「チャーシュー運動」

福太郎「チャーシューを作り続けるんかな?」

真樹「痩せそう」

ともき「まぁ、機械使わないなら相当な…」

真桜「日周運動なの。」
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