ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】8

ーラスタ・ラヴ(1/11/夜)ー

悠「ニーソって防具だっけ、武器だっけ?」

ともき「……」

マリア「眉間にしわが寄ってますけど大丈夫ですか?」

ともき「アホがアホなこと言いだして、頭が痛くなった。」

悠「どこのアホだ」

ともき「お前だよ」

悠「小前田世さん?」

紅「俺なら拳が砕けても殴り続ける」

悠「やめてよ!」

真樹「それでニーソがどしたって?」

悠「防具枠か武器枠かって話」

ともき「防具でも武器でもないだろ」

福太郎「んっ、まぁ履くもんやし防具っちゃ防具?」

悠「ニーソはいたら弓矢も弾けるしな」

ともき「弾けねぇよ」

紅「それ、具足じゃね?」

悠「同じだろ」

ともき「ちげーよ!」

マリア「具足の硬さがあれば確かに蹴れば痛いでしょうね。」

悠「ニーソだったらニーソ自体に毒を沁みこませて状態異常攻撃も可能になる。」

紅「自分の足が毒に侵されるだろ」

悠「ニーソだから大丈夫」

紅「何言ってんだコイツ」

ともき「前々から何十何百回も言い続けてるんだけどコイツには伝わらないんだよ」

悠「壊れるほど愛してもー1/3も伝わらなーい」

ともき「壊れてんのはお前だよ」

紅「~~」

悠「人間なんてどっかしら壊れてるって、一番言われてるから」

マリア「壊れ具合にもよりますけどね。」

悠「壊れたら直せばいい」

ともき「お前は一切治らないじゃん」

悠「つまり……壊れてないってことさ!」

マリア「天然物のサイコパス」

紅「~~!」

悠「笑ってんじゃねぇ!」

真樹「ところでニーソの話はどうなったの?」

悠「攻守一体の武具とした。」

福太郎「なるほど」

ともき「いや、なるほどではないでしょう。」

紅「っていうか、蹴るとしても仕込むならそんな折れやすいようなところじゃなくて靴に仕込むだろ。」

悠「そんなの美しくない」

紅「何言ってんだコイツ」

マリア「本日二度目」

ともき「いや、二度どころじゃないんだけどな」

悠「あー、ホットパンツとニーソの間の太ももの肉を噛み噛みしたい」

真樹「シンプルに気持ち悪い」

悠「おれもそう思う」

ともき「じゃあ何でいった」

悠「噛み噛みはしたいからかな。」

福太郎「自分の欲望に素直なんやね。」

悠「へへっ!」

マリア「照れるところではないです。」

紅「チャーシューか何か噛んどけばいいんじゃね。」

悠「そりゃジューシー。はい、小鳥遊お勉強問題!地球が太陽と月との間に入ることを何という?」

マリア「血色」

福太郎「欠食」

真樹「結社」

紅「月食だろ」

ともき「そうだな。」
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