ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】8

ーラスタ・ラヴ(1/4/夜)ー

悠「あ、いたっ……まただよ。」

緋斗「どないしてん?」

優日「ついに自分に向けられる殺意がついに痛みとして伝わるようになった?」

悠「そんなのが痛みとして伝わるようになってたらのたうち回ってるよ」

ともき「つまり、それだけ殺意を持たれてるってことになるんだが」

福太郎「あちらにも濃厚な殺意を放つお人が」

寅「俺は直接ぶっ殺したいと思うがな」

左近「よかったじゃないですかい。寅さんは実際に殺るそうでさぁ。」

悠「なにも、なーんにもよろしくない」

真樹「っていうか、唇キレて血が出てるよ」

悠「それなんだよ。」

優日「どれなんだよ。」

悠「これなんだよ」

ともき「そのアホみたいな会話やめろ」

緋斗「なるほど……そういうボケもあるんやな。」
メモメモ

福太郎「ついにメモりだしたんやね。」

真樹「悠君から学べるのはろくなことじゃなさそうだけどね」

悠「人をおちょくる50の方法とか教えられるけど」

ともき「教えなくていい、そんなもん」

左近「あのー、唇が切れた話はどうなったんです?」

悠「あ、そうそう。それなんだよ」

優日「どれなんだよ」

悠「これなんだよ」

ともき「テンドンすんな」

緋斗「テンドンのパターンはこうやるんやね。」
メモメモ

寅「……」
ドゴッ!
悠「痛い!ガキつかの田中ばりに蹴られてる!」

福太郎「タイキック担当」

優日「ビンタも担当になるよ」

悠「全身イタイイタイはトホホなのだ。それでこの季節は部屋が乾燥しててすぐに唇が切れてイタイイタイなのだ。」

ともき「リップ塗っとけ」

悠「なんか効果薄いんだよな」

優日「わさび……いっとく?」

悠「わさびは嫌いだからヤダ!」

ともき「そういう理由かよ」

寅「塩でも刷り込んでろ」

悠「余計荒れるわ」

左近「なんかハチミツを塗るとイイって聞いたことありますぜ。」

真樹「あー、パックとかに使われるもんね。」

悠「ベッタベタしそうだな」

真樹「どれだけ塗りこむつもりさ」

悠「お肌プルプルになるほど」

優日「シンプルに気持ち悪い」

悠「なに、つわり?」

ともき「何言ってんだお前」

緋斗「気持ち悪いの返しでつわり…」

福太郎「いや、その返しは人選ぶで」

真樹「っていうか、完全にセクハラだよね」

寅「存在がセクハラだろ」

悠「誰がセクシャルやねん。はい、小鳥遊お勉強問題!太陽の直径は地球の直径のおよそ何倍か?」

福太郎「10倍かめはめ波」

優日「三倍アイスクリーム」

真樹「ポイント10倍セール」

緋斗「バイバイン」

左近「寅さん、わかりますかい?」

寅「知らねぇな」

ともき「確か109倍ぐらい」
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