ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】8

ーラスタ・ラヴ(1/3/夜)ー

悠「うーむ…」

ともき「唸ってどうした」

悠「家の冷凍庫が……」

マリア「真桜ちゃんが住んでる?」

悠「冬場は問題ない。」

緋斗「夏場やったら住んどるん?!」

悠「ギリギリ住んでない。ギリギリだが」

福太郎「今年の夏は専用の小型冷蔵庫買いそうやね」

真樹「呼吸さえできるんなら問題ないんじゃないかな」

ともき「ないことはない。」

鈴猫「それでなんで唸ってたの?」

悠「鈴猫のへそが神々しくて」

マリア「当たり前じゃないですか、今まで気がつかなかったとか目が腐ってませんか?」

悠「失敬な!死んだ魚のような目をしてるときはあっても腐ってはない!」

ともき「死んだ魚みたいな目も大概だからな」

悠「まぁ、その事実は置いといて、冷凍庫の中が餅でいっぱいになっててな」

マリア「お正月あるあるですね。」

鈴猫「でも、悠のところはすぐに消費できるんじゃないかな、ゆえちゃんいるし」

悠「さすがに飽きてるみたいだ」

真樹「ゆえちゃんが飽きるってどれほど食べさせたの」

悠「無理やり食べさせたみたいな言い方はやめろ。本人が望んで食べたんだ。」

福太郎「具体的には?」

悠「朝昼晩、汁物はぜんぶ餅入り、飯の代わりに餅、おやつに餅」

ともき「餅、餅、餅、餅、そりゃ飽きるわな」

悠「スベスベモチモチ」
さすさすさすさす
鈴猫「お腹さすらないで」

悠「いやいや、まだ触ってないよ」
さすさすさすさす
鈴猫「えぇ…」

ともき「現在進行形でさすってるだろ」

悠「わぁ!ビックリ!手が吸い寄せられてた!」

マリア「ダイソン並みの吸引力がありますからね。鈴猫さんには」

鈴猫「ないよ!?」

悠「まったく、このスケベボディめっ!」
もにもにっ
鈴猫「お腹つままないで!」

緋斗「ええなぁ。」

マリア「うらやましいならやってみたらどうですか。指が無事で済む気かどうかっていうのは知らないですけど」

悠「……」
ジャキン、ジャキン

福太郎「いつの間にやら裁断バサミが」

緋斗「ひっぇ!」

ともき「どっから出した」

悠「はー、モチどうすっかなぁ。」

真樹「自分で食べたらいいじゃん」

悠「おれも結構食べたんだよな。今も実は腹パンパンなんだ」

マリア「腹パンマン?」

悠「リョナ系の薄い本のキャラかな」

真樹「トラチー君じゃない、悠に対してだけど」

悠「やめてよ!お腹イタイイタイになっちゃう!はい、小鳥遊お勉強問題!太陽の表面温度は?」

福太郎「デーモンの召喚とブラックマジシャンとデーモンの斧」

マリア「ブラックマジシャンガール三体」

真樹「手札六枚のオシリスの天空竜」

緋斗「6000っていうんは分かった」

鈴猫「6000なんだ」

ともき「6000℃」
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