ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】8

ー小鳥遊家:広間(12/31/夜)ー

悠(女)「背負えるコタツがあれば完璧だと思うんだよな」

優日「コタツ背負ったら背中炙られるよね。」

悠(女)「肴は炙った……イカでいい~」

マリア「アレで素面なんですよね。」

神姫「狂ってるのよ。」

悠(女)「狂ってますん!」

吉音「むぐむぐどっち?」

詠美「行儀が悪いから食べるか喋るかにしなさい。」

吉音「もぐもぐもぐもぐもぐ」

悠(女)「圧倒的に食べる方を選んだな」

詠美「はあああっ…。」

駒狸「大晦日にため息をつくのはよくないですよ。」

悠(女)「そうそう乱れちゃっていいのよ?」

友利「乱れると聞いて!」

ゆえ「みだれせつげっかぶちかますぞ……!」

友利「あはん……ん?」

ゆえ「もぐもぐもぐもぐ……」

ゆうな「ダメだ。両手が料理が手いっぱいで乱れ雪月花は使えない」

想「食事の方を優先していますね。」

真桜「騒ぐのはいいが暴れるのはふあぁ~……やめろなの。」

京「真桜が眠たそうだ」

悠(女)「幼女組はほぼ壊滅してるな。」

海「起きぃ……とーる……でぇ」

翡翠「…うつらうつら…」

星凪「すぅすぅ…」

燕「くぅー」

平和「燕!寝ちゃダメ!まだ寝ちゃダメだよ!」

信乃「くぅ…」

平和「ああ、シノまで!ううっ……わたしもぉ……」

真桜「年明けたら真桜もとっとと部屋に戻るなの。……で、明けたかなの?」

稲葉「まだちょっと時間あるわね。」

駒狸「飲み物どうぞ。」

真桜「ゴクッゴクッ」

久秀「……あれ何飲んでるのかしら?」

駒狸「キンキンに冷やした氷水ですよ。」

悠(女)「ひえっひえやぞ」

詠美「聞いてるこっちが鼻の奥がツンっとしそうだわ。」

吉音「えーみひゃんおふひふぁべふぁの?」

詠美「そうじゃないわよ!っていうか、食べながら喋るんじゃないって言ったでしょ!」

吉音「ごっくん」

光姫「かっかっかっ、まぁ良いではないか。」

詠美「光姫さん…」

由佳里「そーですよぉ。のんびりしましょうよ。それにこのお料理ぜっぴんですよぉ。」

悠(女)「今回の料理はほとんどあーしが作ったからな。」

小雪「デリバリーとかじゃなかったのかな!」

悠(女)「もちろん、それもある。あっちのピザとかはデリバリーだけどサンドイッチやおにぎり類、その他オードブルはちょっと頑張ってぜ」

彩「すげー…」

朱金「よっ、いい女!酒もつまみも最高だ!」

悠(女)「いやいやー!」

桃子「いやー、ホント大したもんだぜ。普通に店できるんじゃないか?」

悠(女)「いやいやいやー!」

友利「よっ、いい女です!おっぱい柔らかい!」
もみもみ
悠(女)「はっはっはっはー。どさくさに混ざって揉んでるんじゃないぞー」
グリリッ!
友利「あひぃー」

シオン「くっくっくっ、そういう楽しみも有りなのか?」

想「度はこさないようにしてくださいね。」

梔「賑やかどすなぁ。」

伊都「ほーんとよねぇー。でも、嫌いじゃないわ。こういうのも、ふふふっ」

山吹「けれど、お金に繋がるような気配がありませんなぁ。」

伊都「こんな時までお金儲けに余念がないのねぇ。」

山吹「いつでも商いの事を考えるんが商人ですからね。」

梔「お嬢ちゃんもそんな隅に居らんと、こっちにおこしやす。」

はじめ「気にしないで。僕はこういう所が落ち着くから」

六花「そろそろ一曲いっくー?」

悠(女)「年明同時にイケイケ」

六花「おっけー」

かなう「おいおい、いいのかこの時間にギターとか」

悠(女)「ここら辺は騒いでもなんも言ってこないから平気平気」

往水「何も言ってこないじゃなくて言えないじゃないですかねぇ。」

悠(女)「そもそも隣は空き家だし」

鈴猫「窈さん、住んでるよね…。」

唯「あっ、こっちのケーキも美味しい」

由真「むー、洋菓子でこれだけの味が出てるのは悔しいわね。小鳥遊堂で出されると厄介よ」

結花「小鳥遊堂は和菓子が中心だからそんなことはないでしょ。」

由真「わかんないじゃない。」

唯「っていうか、最近はギョーザとか炒飯の匂いがしてきてるけどね。」

平良「もぐ……うんうん、このプリンアラモード素晴らしいな」

文「……あの」

平良「っ!?んんっ、どうした?」
サッ

文「いえ、なんでそんなこそこそされているのかと思いまして」

平良「い、いや何でもないんだ気にしないでくれ。」

鳳「若い子たちは元気よねぇ」

水仙「まったくだわさ。すっ……ふー」

鳳「あら、アイコスに変えました?」

水仙「まぁね。でも、やっぱり紙巻がイイさね。」

鳳「こんどいい物をお送りしますわ。」

悠(女)「おっ、みんなそろそろ年が明けるぞー」

優日「写真とかとる?」

輝「ああ、360℃カメラでずっと撮ってるから向いても大丈夫だよ」

鈴猫「撮影してたの!?」

悠(女)「カウントダウン、イクゾー! デッデッデデデデ!(カーン)デデデデ」

吉音「あけましておめでとう!」

「「「「あけましておめでとうございます」」」」

悠(女)「しまった!デデデデっていってる間に明けた!?」
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