ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】7

ーラスタ・ラヴ(12/25/夜)ー

悠「フライドチキンと唐揚げとローストチキンだとどれが好き?」

崇「……」

悠「崇に聞いてるんだぞ」

崇「どれでもいい」

悠「わりと全部ちがうもんだぞ。味とかが」

崇「……」

悠「無視だ無視だ無視だぁー!」

ともき「無駄無駄みたいに言うんじゃない」

優日「鶏料理はお嫌いですか?」

崇「この時期、俺はいろんなパーティに顔を出さないといけない。だから食い物の話はあまり聞きたくないんだ。」

優日「なるほどなぁ」

悠「おれの時と扱い違くなくなくなくなぁーい?」

チコ「一昔前のギャルですか」

真樹「悠と話したくないんだよ」

悠「ハイパーボムかましたろうかお前」

マリア「まぁまぁ、クリスマスですから」

悠「クリスマスだからっておれにひどいこと言っていいわけじゃないからな!」

氷室「というよりはクリスマス関係なく言われてますよね。」

悠「ほんとどうにかしてほしいわ」

福太郎「愛情の裏返し(笑)ってことで」

悠「(笑)が気になる」

摩耶「でも、笑ってほしいんでしょ?」

悠「おれが笑わそうとして笑ってるならいいんだけどな。道化的な意味で笑われてるんなら話が変わってくる。」

福太郎「下水道でいろいろ拾ってお勧めするんが仕事っぽい」

悠「ハァーイ、ジョージィ」

ともき「ジョージじゃねぇよ」

悠「ジョースターさん?」

ともき「星形のあざもせおっとらんわい」

摩耶「星じゃないけど金剛君の肩甲骨と肩甲骨の間には三日月みたいなあざがあるよ」

金剛「は?マジでか?」

摩耶「うん……っていっても、大きくはないけどね。人差し指の第一関節ぐらいの大きさだけど」

チコ「細かい」

金剛「ぜんぜん知らなかった」

悠「たまたま背中掻いてその形に肉をえぐっちまったんじゃないか?」

ともき「どんな掻き方してんだよ」

悠「おれはたまにあるぞ朝起きたらシャツとか指が血染めになってること」

チコ「肉を抉るほど力強く掻いて痛くないんですか…」

悠「起きてからしばらくすると痛くなる。脳が気づいたんだろうな」

マリア「それまで脳死してるんですか?」

悠「……たぶん」

ともき「たぶんじゃねぇよ」

福太郎「まぁ、そんぐらいやったらええやん。りんねセンセは蚊に刺されて掻いとるうちに耳毟しり落としたりするし。」

悠「あの人と同じランクにはいないから」

マリア「スプラッタホラーかな?」

福太郎「スプラッタコメディやで」

チコ「まさかのコメディ…」

悠「はい、小鳥遊お勉強問題!太陽のような恒星の周りをまわる星を?」

ともき「惑星」

悠「はーやーいーよぉー」

マリア「わーくーせーいぃー」

チコ「言い方じゃないかと」

氷室「惑星っていいですよね。」

崇「なにがいいのかわからん。」

悠「宇宙、それは無限のフロンティア的な」

崇「……」

福太郎「何言ってんだコイツ、いう感じの目やね。」

悠「心が底冷えする」

優日「はははっ!」
真樹「はははっ!」

悠「お前らなにわろてんねん!」
96/100ページ
スキ