ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】7

ーラスタ・ラヴ(12/19/夜)ー

悠「昼間の太陽が恋しい。ちょっと連れてきてくれない?」

優日「太陽の光に焼かれて灰になるがいい」

福太郎「紫外線照射装置」

悠「ド」

吉音「どっきりドンキー?」

想「びっくりでは?」

悠「ドイツの科学力は世界一ィィィィィィ!」

ともき「うるせぇ!」

真樹「それだけ大声出したらあったかくなってきてない?」

悠「まだまだ北風が手ごわい」

ともき「北風がどうとかいう問題か?」

悠「北風がバイキングを作った!」

ともき「会話をしろよボケ」

悠「わかったから、雑なツッコミやめて」

吉音「雑炊っていった?」

福太郎「雑なという言葉から雑炊という単語に持っていく発想」

優日「やはり天才じゃったか!」

ともき「どのあたりがだよ」

悠「代々受け継いできたツェペリ魂だ!」

ともき「お前の魂は穢れきってそうだけどな」

悠「汚れちまった悲しみに」

吉音「太宰治!」

想「中原中也です」

吉音「……えへっ」

優日「はい、可愛い。」

悠「そんな照れるぜ」

真樹「オメーじゃねぇよ」

悠「今の感じがおれの可愛いところだよ。わからないかなぁ。」

ともき「わからない、わかりたくない。」

悠「今夜は帰らない、帰りたくないのテンポでお断りされた。グレートですよコイツは」

福太郎「グレートなんや」

悠「それが「運命」というものなのだよ。」

ともき「なんのこっちゃ」

悠「誰だってそーするおれだったそーする」

ともき「すいません。火がつく度数の酒ください。ちょっとフランベするんで。」

悠「あれ、おれ焼かれる?」

マリア「ウェルダンでお願いします」

悠「肉はミディアムレアが美味しいんだよ!!」

想「どっちにしても焼かれることになるのですが」

悠「そゆうことなら……そゆうことでいいんだ……じゃあな、ジョニィ」

福太郎「ジャイロー!」

ともき「ライターもあるかな」

悠「ダメだ。まだともきはおれをフランベするきだ。」

優日「マジシャンズレッドは許しはしない」

悠「スピードワゴンはクールに去るぜ」

真樹「ははーん、ジョジョで押し切る気だね。」

吉音「いつものことじゃない?」

想「今日は普段より一段と押しが強いようですけどね。」

悠「寒いときとかにはジョジョで体温をあげるとイイって誰かが言ってたんです。」

ともき「誰かって誰だよ」

悠「ディアボロかな。はい、小鳥遊お勉強問題!世界一重いヘビは?」

優日「そりゃ蛇は重いよね。」

福太郎「ヘビーなだけに?」

優日「……」
バシバシッ!グッ!
バシバシッ!グッ!
福太郎「……」

吉音「なに今の楽しそう!」

ともき「ニシキヘビじゃないのか?」

想「大きい蛇と言えばアナコンダでしょうか」

悠「長さはアミメニシキヘビだけど、重さはオオニシキヘビのが上らしいよ」
90/100ページ
スキ