ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】7

ーラスタ・ラヴ(12/18/夜)ー

悠「今日さ、ショッピングモールで買いものしてたんだが」

マリア「ゾンビの襲撃に合いましたか?」

悠「病院、警察、ショッピングモールは鬼門」

福太郎「せやけど立て籠もるとしたらそのどれか何よね。」

悠「武器とか食糧とかいるしな」

真樹「すぐに脱線するよね。」

悠「脱肛はしてないからセーフ」

ともき「なにをぬかしとるんだお前は」

悠「で、そのショッピングモールでセールしてて店員が宣伝してたんだが「クリスマス商品、残りわずかでーす」っていってんだけど……。いや、まだクリスマスじゃねぇから!!」

真樹「でも、お正月商品だって抱き合わせで売ってるぐらいだし」

ともき「クリスマス→正月は流れだからな」

マリア「スッカスカのおせちを売らなきゃ!」

福太郎「バードカフェおせち事件も7年前やねぇ」

悠「逆によくアレで売りだしていいと思ったもんだよな」

マリア「広告とあそこまで違うものも珍しいですよね。」

悠「おせちと残飯は違うからな」

ともき「残飯って…」

福太郎「比較写真みたら残飯言われてもしゃあないレベルやからね。」

悠「なにがすごいってあの社長、お弁当を作る感覚でイケると思ってたらしいからな。その感覚だけであらゆる方面に広告出して、ああなったらしい。」

真樹「誰かひとりぐらい止める人がいなかったんだろうか」

マリア「おせち、いけるんじゃない?」

福太郎「たぶん、いけるやろ。」

悠「タダ食材詰めるだけ、いけるよなー」

「「「ハッハッハッ」」」

ともき「ありえそうで笑えないな」

悠「そういう感じじゃなかったらああはならんだろう。」

福太郎「たぶんイケルやろ、かまへんやろの精神は危険ってことやね。」

悠「そりゃそうだ。100本のスプレー缶に穴あけてて、終わったら手を洗おうとして給湯器のスイッチ入れたらドカンするぐらい危険だ。」

マリア「タイムリーな例えですね。」

真樹「なぜ換気しなかったのか」

悠「そりゃスプレーのガスがもくもくと窓から出てたら何事かって通報されるからだろ」

ともき「通報されてたら大爆発が起こることはなかったんだろうな。」

福太郎「最初は外でガス抜きしとったらしいで。せやけど、通行人にその様子をみられて、室内でやりだしたってニュースで言うてたわ」

真樹「バカかな?」

悠「バカじゃなかったらリアルバスガス爆発なんか起こさないんだよなぁ。」

ともき「バスは関係ない。」

悠「はい、小鳥遊お勉強問題!世界一長いヘビは?」

福太郎「ヨルムンガント」

マリア「ヤマタノオロチ」

真樹「アオダイショウ」

悠「一気にスケール小さくなったな」

ともき「ニシキヘビか?」

悠「正確に」

ともき「正確に?」

悠「アミメニシキヘビだ!」
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