ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】7

ーラスタ・ラヴ(12/16/夜)ー

悠「意味が分かるとエロい話ってないかな」

マリア「エロい話に意味が必要ですか?エロければいいのでは」

悠「……お前、やるじゃん。500円やるよ。」

マリア「やったぜぇぇっ!」

ともき「お前らのやり取りが一番意味が分からない」

鈴猫「その意味が分かると○○な話って流行ってるの?」

福太郎「んー……まぁ、定期的にネットには新ネタが上がる程度にはかな。」

優日「鈴猫さんは怖い話が大好きだから興味津々ですね。」

鈴猫「好きじゃないんだよなぁ」

福太郎「せやけど怖い話はいつの時代でも一定のファンいうか好き者はおるメジャージャンルやからね。」

悠「猥談も負けへんで!」

ともき「負ける負けないはどうでもいいが表だってするんじゃない」

真樹「ジャンルは違うけど会話の中から矛盾点を探す謎解きみたいなのは僕も好きかな」

真樹「嘘つき問題みたいなやつですか」

鈴猫「どんなの?」

福太郎「例えば正直ものは常に正しいことを言い、うそつきは常にうそを言っているとすると、正直者はだれか……みたいな問題やね。」

ともき「ああ、ときどきあるなそういうのゲーム」

悠「実際にやってみた方が分かりやすいな集合!」

「「「ざわざわざわざわ」」」

鈴猫「えっ、えっ?」

悠「真樹はうそつきだ」

真樹「僕はうそつきじゃないよ。福太郎さんはうそつきだよ。」

福太郎「俺はうそつきちゃうよ。優日ちゃんはうそつきやで。」

優日「3人ともうそつきじゃないよ」

ともき「正直者は2人います当ててください」

鈴猫「ええと……うーん」

ともき「ヒントとして正直者は常に正しいことをいいます。うそつきは常にうそを言います。それを踏まえて考えてみてください。」

鈴猫「つまり……正直者はうそをつかないから、当然「うそつきじゃない」というってことだよね。うそつきはうそをつくから、本当はうそつきだけれど「うそつきじゃない」というから……正直者もうそつきも「自分はうそつきじゃない」っていうから、「うそつきじゃない」という言葉から正直者かうそつきかを判別することはできないってこどだね。」

ともき「そうなりますね。」

鈴猫「だから悠が正直者だと仮定すると真樹ちゃんはうそつき。真樹ちゃんがうそつきなら「福太郎さんはうそつき」はうそになるから、福太郎さんは正直者ということになって……。
福太郎さんが正直者なら「優日ちゃんはうそつき」は正しいから、優日ちゃんはうそつき。だから…………悠と福太郎さんが正直者で真樹ちゃんと優日ちゃんがうそつき……かな?」

「「「正解!」」」
パチパチパチパチ!

鈴猫「や、やった!」

悠「考え方の補足としておれ(悠)がうそつきだと仮定すると「真樹はうそつき」はうそになり、真樹は正直者ということ。真樹が正直者なら「福太郎さんはうそつき」は正しいということになるから、福ちゃんはうそつき。福ちゃんがうそつきなら「優日ちゃんはうそつき」はうそになり、優日は正直者。よっておれと福ちゃんはうそつき、真樹と優日は正直者。どちらの場合もおれと福ちゃん、真樹と優日が同じグループ(正直者どうし、うそつきどうし)になる。ともきが「正直者は二人います」っていってるのが重要だ。だから優日の「3人ともうそつきじゃないよ」は明らかにうそ。よって優日はうそつき。真樹と優日は同じグループだから真樹もうそつき。おれと福ちゃんは正直者となるってことだ。」

鈴猫「なるほどなぁー」

悠「はい、じゃあ、小鳥遊お勉強問題!約3億個と、世界一1度に多く卵を産む生物は?」

優日「ハツカネズミ」

真樹「ハムスター」

ともき「卵産まねぇから」

鈴猫「蟻とかかな」

福太郎「マンボウやで」
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