ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】

ーラスタラヴー

美喜「ふぁ~ぁ…ねむ…。」

澪「…あの、オーナー暇なら在庫の確認なり、伝票の整理あるんですけど?」

美喜「…すぅ…すぅ」

澪「ちょっと~…っと、いらっしゃっいませ。」

紅「うっす。」

亮「ども。」

澪「いらっしゃい。紅さん、毎度どうも。」

紅「いやいや、これも一つのチームへの貢献活動ってな。なんか甘いの二つ頼む」

澪「はいよ。…オーナー、オーナー!」

美喜「すぅ…すぅ…」

紅「カワイイ寝顔だな。」

亮「紅くんもそんな事言うんだな。」

紅「言うぜ~。まぁ、今まで見たなかで一番カワイイ寝顔だったのは悠だな。」

亮「あー…腹立つくらい、いい顔で寝やがるもんな。」

紅「はは。」

澪「はい。ジンアップルお待ちどう。」

ジンアップル
15度中口ビルド

ドライジン30~45ml
アップルジュース適量

氷を入れたグラスにジンを入れ、冷えたアップルジュースで満たして軽くステアする。

紅「ほい、かんぱい。」

亮「乾杯」

紅「ふぅ…やっぱ飲みやすいのがいいな。」

亮「あぁ、これはいいな。フルーティな甘さが心地いいや。」

澪「ジンとアップルジュースをグラスでミックスしただけのイージーカクテルだしな。」

美喜「むにゃむにゃ…グレープフルーツジュースでもいけるわよ…すぅ…すぅ」

紅「起きてるのか?」

美喜「すぅ…すぅ…」

亮「いや、寝てるみたいだ。」

紅「……。ま、いっか、それで岡崎くんは何色が好きだ?」

亮「ごめん。脈絡無さすぎでついていけ無いんだけど。」

紅「ああ、トークテーマはパーソナルカラーとおしゃれで縛ってるんだ。」

亮「お、なんかMCっぽいな。」

紅「いやー、ただいちいち別のテーマ考えるのが面倒だからな。」

亮「うわ…言っちゃた…」

紅「あはは。」

亮「ま、いいか。パーソナルカラーって訳じゃ無いけど紺に近い青かな。」

紅「紫ってことか?」

亮「いや…明るい夜空色?」

紅「へぇ。なんか、洒落てるな。」

亮「まえ、悠に話したらブルマカラーとかワケわからんこと言われたけどな。」

紅「悠の発言は難解だからな。」

亮「いや…難解じゃなく意味不明なだけだよ。」

紅「岡崎くんのヘアスタイルってどんくらい時間かけてるんだ?」

亮「よく聞かれるけどこれ、天然なんだよ。乾いたらなんか、立つんだよ。俺の髪って。」

紅「え、マジで…ムースとか使わずにそれ?」

亮「ああ。」

紅「へぇ~。天然ウニ頭か。」

亮「秋宵月みたいなこと言わないでくれ。」

紅「水かけたらどうなる?」

亮「ストレートになるぞ、その時の長さなら悠くらいになるな。まぁ…すぐに元に戻るけど。」

紅「形状記憶合金か?」

亮「俺はターミネーターかよ。」
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