ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】7

ーラスタ・ラヴ(12/6/夜)ー

悠「やっべー、さむいー、さむいー。」

ともき「確かに寒いな。」

福太郎「雨も降っとるし、ホンマに一月並みに冷えとるもんな。」

マリア「天気予報通りですね。」

悠「とりあえずこれはもう緊急事態ですわ。ちょっと女の子に抱かれてあったまらないと」

ともき「お前の頭のイカレ具合が緊急事態だよ」

悠「……にへっ!」

マリア「なにわろてんねん。」

真樹「恐い僕の身体が狙われてる。」

悠「おれは女の子っただろ」

真樹「僕は男の娘!」

悠「だから該当しないんだよ!」

マリア「でも、抱きつかれたら勃起するんでしょ?」

ともき「おい」

悠「……」

真樹「……」

悠「いやー、ないかな。」

真樹「それはそれでムカつく」

悠「でも、灯だったら話は違ってたな。じっさい勃起したことがあるし。」

ともき「そんなこと聞いてねぇし、聞きたくないんだが」

福太郎「灯君、ふつーに可愛いもんな。」

悠「そうなんだよなぁ。」

真樹「僕も超絶可愛いんだけど?」

マリア「わかります。パッと見ただけだと私を妊娠させる機能があるとは思えません。」

ともき「もっと別の言い方できなかったか?」

悠「間違っちゃないし」

ともき「そうだろうけども…」

悠「はぁ、それよりも寒さだよ寒さ。ちょっと野良イーフリートとかいないかな。」

ともき「居てたまるか」

福太郎「修造さんかな?」

悠「あれは野良じゃないから」

マリア「まぁ、仮に近くに居たとして……あったまりたいですか?修造さんで」

悠「……」

真樹「頑張れ!頑張れ!出来る!出来る!絶対出来る!頑張れ!もっとやれるって!やれる!気持ちの問題だ!頑張れ!頑張れ!そこだ!そこで諦めるな!絶対に頑張れ!積極的にポジティブ…」

悠「ああ、ごめん。おれが悪かった。暑苦しいからやめて」

福太郎「伊東ライフやったら?」

悠「やわらか藍様の授乳手こき、うひひなんじゃ~」

ともき「……」
スパンスパン!
スパンスパン!
悠「すっごいテンポよく叩き込まれた」

福太郎「ダブルハリセン」

マリア「虎牙連斬みたいでしたよ。」

真樹「ダメージは通ってないっぽいね」

悠「そう思うじゃん?ともきが振るうハリセンはめちゃめちゃ脳に響くんだよこれが。」

マリア「さすがハリセンマスター」

ともき「そんなものをマスタリングした覚えはない」

悠「つまりは天賦の才!!はい、小鳥遊お勉強問題!赤痢菌の発見をした日本の細菌学者は?」

マリア「シガー」

真樹「シザーハンズ」

福太郎「しがわい……」

悠「福ちゃん、それ以上いけない」

ともき「志賀潔」
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