ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】7

ーラスタ・ラヴ(12/2/夜)ー

悠「ああ、天気が悪いなぁ。」

福太郎「雨が続くっぽいで」

マリア「雨……だけならいいですけどね。」

悠「やめろ、やめて、やめてください。」

ともき「寒さにはとことん弱気だな。」

悠「寒いのムリィ。コタツぅ、暖房ぅ、女の子ぉ」

ともき「最後のはおかしい」

悠「なにもおかしくはない。一番あったかい!!」

福太郎「間違っちゃないけどね。」

寅「アホだろ」

悠「そうだよ!」

寅「……」
ダッ、ドゴォ!
悠「ぎゃあぁっ!」

マリア「豪かいな飛び膝蹴り」

左近「しっかりとガードしてるのも流石でさぁ」

悠「今のはマジでヤバかった……。直撃してたら骨逝ってた」

マリア「人間には215本も骨があるのよ!1本くらい何よ!」

福太郎「サラ・コナーさん」

悠「一本ぐらいじゃすまねぇんだよ!!」
ガシッ!メキキッ!
マリア「ぎにゃー!」

真樹「軽いノリでアルゼンチンバックブリーカーするんだからなぁ。」

ともき「まぁ、人ひとり担ぎ上げてる時点で軽いこっちゃないんだけどな」

悠「まぁ、コイツは軽いからな、後のこと考えなかったら片手でぶん投げることもできるぞ」

マリア「やめてください。死んでしまいます!!」

寅「そんなガキと闘るんならおれと闘れやよ。」

悠「……」
スッ
マリア「今のさっきまで釣り上げてた私を盾にするのやめてくれませんか?」

左近「そういうところが性質わるいっていわれるんでさぁ。」

ともき「ホントに」

真樹「女の子を盾にするなんて最低」

悠「そうだな。それは一理ある。」
ガシッ!
真樹「……」

福太郎「盾入れ替え」

真樹「ひどい!」

悠「お前は女じゃないからセーフ」

ともき「ひとを盾にしてる時点でセーフではないんだが」

悠「ゾンビガードというものがあってだな。」

福太郎「それはゾンビを盾にするんであって人間を盾にするんではないんやけど……まぁ、ええか。」

真樹「よくない、よくない、ぜんぜんよくない。」

左近「あのー、とっくに寅さん飽きてますよ」

寅「……」

悠「でも、目はおれを射殺すように鋭い」

ともき「そりゃまぁ、女を盾にするような奴を見るとしたらそういう目だろ」

悠「今は問題ないはず。こいつは女じゃないチン娘だ!」

ともき「その言い方やめろ」

真樹「いいから離してくれないかな。」

悠「はい、小鳥遊お勉強問題!ワクチンの予防接種という方法を開発したひとは?」

マリア「マスカット」

福太郎「パスカット」

真樹「パスケース」

左近「キーツール」

寅「……パスツールだろ」
73/100ページ
スキ