ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】7

ーラスタ・ラヴ(11/25/夜)ー

悠「白魔導士っていうと回復ポジションじゃん」

ともき「まぁ、そうだな。」

悠「つまり医者だ」

ともき「魔導士っていってんだけど」

悠「そう考えるとブラックジャックも白魔導士だ。ブラックなのに白魔導士……どうなっとるんじゃ!」

ともき「ブラックジャックは医者であって白魔導士ではない。」

悠「……く」

ともき「黒魔導士でもないぞ。」

優日「隙を招じぬボケ封じの構え」

福太郎「これにはジョセフもビックリやね」

悠「これで勝ったと思うなよ。赤魔導士に青魔導士、そして時空魔導士がのこっているのだからな!」

ともき「知らんよ」

拳二「家賃の支払いの時間だぞ」

悠「いやぁぁっ!いやぁぁっ!」

拳二「やかましい!」

悠「おれも叫びつつ思った。」
ポイッ
ガシッ!
拳二「投げんじゃねぇよ!」

悠「お前に渡すのが嫌で嫌で仕方ないんだよ。」

拳二「真顔でいうんじゃねぇよ。殴るぞ」

悠「不都合があるとすぐ暴力……これが貴様のやり方か!!」

拳二「ああ、そうだ」

悠「……いい切られたら、もう何も言うことはない」

優日「じゃあ、いい切らなかったらどうしてたの?」

悠「丸め込んで金を回収」

ともき「無理だろ」

福太郎「無理やろなぁ。」

悠「カエンタケとか刻んだ包丁をぶっ刺すってのも考えたんだけど。」

真樹「殺しにかかってるね。」

拳二「カエンなんたらってなんだ」

悠「タケぐらいまで覚えろ」

福太郎「3グラムで人が死ぬ猛毒キノコ」

悠「さらに通常の猛毒キノコは触るだけでは何の症状も起こらないが、カエンタケは例外。汁に触れたり、吐瀉物に触れただけで皮膚がただれたという例も報告されてる。」

ともき「絶対に素手で触れたらダメだな…」

拳二「っていうか、そんなもんを刻んだ包丁で刺そうってどういう了見だ。」

悠「化け物を殺すのに毒を用いるのは昔からの作法だろ。」

福太郎「確かに昔話には毒を使っての話は多いけども。」

優日「昔話の化け物退治の作法にのっとるならお酒を飲ませて眠らせるって手もあるよ」

拳二「酒ならいくらでも飲むぜ」

悠「神便鬼毒酒を飲ませても効果なさそうだからダメだ」

ともき「確か酒呑童子に飲ませた酒だっけ?」

福太郎「ほんで体が動かンくなったところを押さえて、寝首を掻き成敗した。せやけど首を切られた後でも頼光の兜に噛み付いたいう話やね。 」

悠「山犬だって首だけで動くんだから鬼だってそのぐらいするわな。はい、小鳥遊お勉強問題!植物を食べて生活をしている動物を?」

優日「サラダバー」

真樹「草食系男子」

福太郎「糖尿病患者」

ともき「草食動物」

拳二「草ばっかじゃ地から出ねぇぞ」
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