ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】7

ーラスタ・ラヴ(11/24/夜)ー

悠「ジルルルッ……このスムージーっての不味いな。」

ともき「不味いのかよ」

福太郎「なんでまたスムージー?」

悠「いや、何か流行ってるじゃん」

優日「流行ってるっていうか、流行ってた?」

真樹「もう珍しい物じゃないからブームも下火だよね。」

悠「おれ的には野菜ジュースのが飲みやすいな」

紅「そのスムージーと野菜ジュースの違いって何なんだ?どっちも野菜を液状にしたもんだろ」

悠「雑に言えば搾りかすが出るのと出ないのだな」

紅「どういうこっちゃ。」

悠「ジュースってのは端的に言えば液体、フルーツの果汁な。例えばオレンジジュースを作るとしたら果実をしぼったものを言うだろ。対してスムージーは丸ごと使う。雑言うとオレンジの皮もいくみたいな感じだ。」

福太郎「んー、つまりジュースは野菜や果実のしぼり汁」

優日「スムージーは野菜や果実をすりつぶした飲料」

悠「しょーゆーこと」

紅「は?」

悠「あ?」

ともき「いきなりガン飛ばし合うなよ」

優日「だとしたら野菜と果実と液体をすりつぶして混ぜたものは?」

悠「青汁かミックスジュースでいいんじゃね?」

紅「めんどくさいなぁ。もう普通に野菜食えよ。」

悠「まぁ、間違っちゃないな。」

福太郎「ジュースとかは手軽に補給できるいうンがええところやし。」

優日「野菜サラダと野菜スープにスムージーと野菜ジュース飲めばいいんじゃね。」

真樹「野菜まみれ」

悠「ぜったい肉食いたくなるな。」

優日「肉食わないと死ぬよ。」

ともき「それはいい過ぎ。」

悠「そうだ。スムージーや野菜ジュースじゃないが、果実酒作りたいと思ってたんだよな。」

紅「果実酒……梅酒とかか?」

悠「アレもその一種だな。でも、別に梅でなくてもスモモとかでも作れるっちゃ作れるんだわ。でも、おれとしてはもっと濃厚なのを作りたい」

真樹「濃厚なの?」

悠「なんかこう……ドロッとした果実酒」

福太郎「猿酒かな?」

紅「猿酒?」

悠「猿が木の洞や岩のくぼみなどに溜め込んだ果実とかが自然に発酵して酒になったものだ。 ましら酒とも呼ばれる。」

福太郎「ちなみに見たら死ぬ言われる猿酒の甕いうンもあるけどな。」

優日「昔、アンビリーバボーでやってたね。」

紅「そんなもんがあるならとっとと割るなり何なりして捨てるべきだな。」

悠「扱いが雑ぅ。はい、小鳥遊お勉強問題!光合成をせずに植物プランクトンを食べて生活をしている微小生物の総称は?」

優日「プランクトンを傷口に詰めて治す!」

真樹「銃弾のように打ち出す。」

福太郎「自分は水で回復できるし考えたらF.Fって強キャラやったな。」

紅「動物性プランクトンだよな」

ともき「そうそう」
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