ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】7

ーラスタ・ラヴ(11/17/夜)ー

悠「ズズッ、ズズッ」

ともき「音たてて飲むなよ」

悠「ずびずばー!」

ともき「殴ったろか、コイツ」

悠「ふー、寒いときはスープに限るぜ」

優日「でも、スープだけだと物足りなくない?せめて肉が入ってないと」

福太郎「ビーフシチューとか?」

優日「テールスープとか、肉団子スープとか、牛丼とか」

ともき「最後はもうスープじゃないな」

悠「牛丼は飲み物だった」

ともき「じゃあ、飲んでみろよ」

悠「……汁だくならいけなくもないと思う」

ともき「つゆだくっていえ」

真樹「汁だくだといやらしく聞こえる不思議」

悠「つゆの事をおつゆっていうといやらしく聞こえるのと同じパターンだな」

道玄「意味が分からん」

悠「想像力が足りねぇな」

道玄「……」
ガシッ、ググッ
悠「くびっ!くびをつかんでつりあげるでないっっ!」

福太郎「これがホンマの首吊りやね」

雲水「がははっ。暴れると余計苦しいぞ!」

真樹「あのままだと死ぬんじゃないかな」

道玄「ふんっ」
ポイッ
べちゃっ!
悠「ぜぇぜぇ……無茶苦茶しやがる!」

優日「すこしは身体あったまったんじゃない?」

悠「心の臓腑が止まったら意味がない」

真樹「でも、寒さは感じなくなるね。」

福太郎「死体は冷えていく一方やけどな」

優日「火葬で最後の熱を持てるから」

悠「生きてぬくもりを感じたい。」

雲水「じゃあ、殴り合いだな。」

悠「どうしてそうなった。」

雲水「拳をぶつけあってりゃ熱くなんだろう。がはははっ!」

ともき「打ち身で熱もってるてだけなんじゃ……」

真樹「しっ、関わると危ないよ」

優日「じゃあ、悠。どうぞ」

悠「いやじゃい!それに今は寒くない!スープチャージ済みだから!」

道玄「さっきも飲んでいたが……普通に飲み過ぎだろう」

雲水「いま、腹殴ったら吹きだすんじゃねぇか?」

悠「スープ飲んでなくても腹殴られたらなんかは出るぞ」

ともき「出すな出すな」

優日「なんかだからもしかしたら卵とかポーンと出るかもしれないよ」

福太郎「ピッコロかな?」

真樹「それに卵がポーンと飛び出てきたとして……どうすればいいのやら」

優日「戻せばいいんじゃないかな」

悠「おれは人間ポンプか!」

福太郎「かくし芸として」

悠「……ありかな」

ともき「ねぇよ!」

悠「はい、小鳥遊お勉強問題!人の血液型で優性は?」

優日「私だ」

真樹「オマエダッタノカー」

福太郎「エイトマン」

道玄「A」

雲水「O」
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