ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】7

ーラスタ・ラヴ(11/16/夜)ー

悠「手先足先が冷たいよぉ」

ともき「どっか悪いんじゃないのか」

悠「末端冷え性なのもあるが、寒いのが悪い」

真桜「なんでも寒さのせいにするんじゃねぇなの」

悠「夏場は暑さのせいにしていらっしゃいましたよね?」

真桜「暑さは人を苦しめて殺す。寒さは人を眠るように殺すなの。」

福太郎「どっちにしろ殺しにかかっとるんやね。」

真樹「どっちも地獄だと思うんだけどなぁ。」

悠「血と汗と涙を流せ!」

真樹「流したくないよ!」

福太郎「凍死は凍死で地獄らしいしな。」

真桜「脳が凍っていく恐怖というのはなかなかレアな体験なの。」

ともき「ぜったいに味わいたくない。」

優日「眠るように死ねるは無いってことだね。」

真桜「その死に方ができるのは安楽死剤だけなの。」

悠「それができるようになったらそこら中で死体が溢れそうだな。ハッハッハッ」

ともき「笑いごっちゃない。」

鈴猫「なんか怖い話してる」

悠「どんな死に方が一番いいかって話だよ」

ともき「イイ死に方なんかあってたまるか」

優日「あるでしょ。静かに眠るようにだよ。」

真桜「老衰ってことなの。」

悠「だとしてもある程度健康でーとかの条件がつくよな。ほぼほぼ寝たきりってのは辛いべ」

福太郎「せやけど、人間最後はそんなもんやろ。」

鈴猫「……もうちょっと明るい話しない?」

悠「明るい話……電球の話とか?」

真樹「物理的に明るい話だね」

悠「むかし、電球を踏み潰してえらいこっちゃになったことがある。」

福太郎「素足?」

悠「いや、スリッパ履いてたけど一部貫通して足の裏を……」

鈴猫「やーめーて!」

真桜「笑うところなの」

優日「ハッハッハッ」

悠「笑うところじゃねぇわ!」

真樹「明るいどころか痛い話になってるんだけど」

悠「じゃあ、ギョーザ男の話でもする?」

鈴猫「ギョーザ……男?」

悠「ギョーザの妖精だ。」

真樹「その妖精は何してくれるの」

悠「ギョーザを美味しく食べられるように日夜働いてる。」

鈴猫「う、うーん?」

福太郎「ドロヘドロ」

悠「福ちゃんなら分かってくれると思ってた」

ともき「ただ明るい話題なのか?」

悠「ギョーザが美味しいというのは明るいことだろ。」

真桜「不味いギョーザよりはマシだけど、そもそも食べ物が不味いってなった時点で全部アウトなの。」

悠「一理ある。はい、小鳥遊お勉強問題!子に現われない形質を?」

真桜「劣性なの」

悠「早いぃ、早いよぉー」
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