ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】7

ーラスタ・ラヴ(11/13/夜)ー

悠「ああ、寒いなぁ。温かくなりたいなぁ。」

マリア「……炙ります?」

悠「おれはイカか」

福太郎「肴は炙った……イカでいいー。」

悠「おれはイカは刺身とかの方が好きかな。別にスルメも嫌いじゃないけど」

真樹「ふーん」

悠「誰がイカ臭そうだ!」

ともき「誰ひとり言ってねぇよ」

悠「聞こえてきたんだ……ゴーストのささやきが」

ともき「被害妄想からの幻聴じゃねぇか」

悠「でも、おれがイカ臭いわけないんだよなぁ。だって少なくともおれ自身にかかったりしないから」

ともき「うるさい黙れ」

灯「でも、臭いは移りますからね。」

悠「あー……おれのは濃いから」

ともき「だからうるせぇよ。黙ってろよ。」

悠「ピーナッツ喰う?」

マリア「ピーナッツ流行ってるんですか?」

悠「なんで?」

マリア「いえ、ゆうさんも持ってたので」

悠「流行ってるかどうかでいえば、ピーナッツとかの豆菓子は常に一定の需要があるだろうな。つまみとかでの王道だし」

灯「王道を行く」

福太郎「柿の種とかもピーナッツがあっての柿の種やしな。」

悠「柿の種2に対してピーナッツ半欠けが黄金比」

マリア「柿の種4つにピーナッツ1つでいいじゃないですか」

悠「それだと柿の種のが強くなる!」

真樹「何言ってるのかちょっとわかんない」

悠「あと、たまーにやたら塩が効き過ぎてるピーナッツいるけどビックリする」

ともき「ああ、あの目に見えて塩が間に詰まってるやつな」

福太郎「せやけど、柿の種がおかきみたいになっとり、塩が濃ぉいピーナッツとかはなんかちょっと当たり感あるよな」

悠「分かる」

ともき「今のさっきビックリするっていってたやつが…。」

悠「ビックリはするけどチリメンジャコに小さな蟹とかタコが入ってる嬉しさに似てるものがある。」

マリア「チリメンモンスターってやつですね。」

真樹「なにそれ」

灯「ちりめんじゃこやシラスに混じった、カタクチイワシ(または、イワシ類)以外の生物の総称です。」

悠「食べ物で遊ぶなと言われるがこういうのはセーフなんだよな」

ともき「ま、まぁ、勉強になるしな。」

悠「だったらおれは…」

ともき「ダメだ」

悠「まだ何も言ってないのですが」

マリア「言わせねぇよってことですよ。」

灯「先手を打つって大事ですからね。」

悠「クーンッ……はい、小鳥遊お勉強問題!生物の形や色など、固体の特徴となる性質は?」

マリア「軽質」

福太郎「職質」

真樹「王室」

灯「憩室」

ともき「形質」
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