ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】7

ーラスタ・ラヴ(11/12/夜)ー

悠「この時期は心がナイーブになるよな」

ともき「誰の?」

悠「おれの」

ともき「寝言は寝ていえ」

悠「……」
ぴょん、ぴょん

緋斗「なんでジャンプ?」

福太郎「寝言跳ねていえかな?」

悠「イエア!」

マリア「寝言っていうのは認めるんですか?」

悠「しまった!」

ともき「なんなんだか」

悠「いや、でもおれだってナイーブになるときぐらいあるんだぞ?」

真樹「例えばどんな時に?」

悠「えっ……えーと……。」

ともき「悩むんかい」

悠「でも、ふと気持ちが落ちる時ってあるじゃん?」

ともき「いや、あるけどさ。」

悠「気持ちが落ちたままでいると、どんどん落ちていくやつ」

マリア「負のスパイラルってやつですね。」

悠「ああいうのって怖いよな」

福太郎「鬱になる第一歩やね。」

悠「鬱とか怖いわぁ。」

マリア「悠さんは平気ですよ。」

悠「なんでいい切れるのかねぇー」

真樹「いやだって、ねぇ?」

緋斗「悠は鋼の心もってそうやし」

悠「まぁ、くじけぬ心を装備しているからな。」

マリア「金の指輪じゃないんですか?」

悠「まぁ、防御力があがるのはありがたいし、とっととイベント終わらせられるから金の指輪でいいんだけどな。どうせなら取りたいくじけぬ心」

ともき「なんの話なんだか」

福太郎「ドラクエ6やね」

マリア「でも、心が折れたら人間ホントにダメになっちゃいますからね。強いのはいいことですよ。」

真樹「借金100億背負って返済していってるおマリちゃんが言うと違うね。」

緋斗「文字通り背負っとるもんがちがうな」

悠「いま、上手いこと言えたと思っただろ?」

緋斗「……はい」

悠「まぁ、いいだろう」

緋斗「ふー、セーフ」

ともき「なぜ悠が判断するのか」

悠「ボケの最高裁判官と呼んでくれ」

ともき「呼ばねぇわ」

マリア「それにボケを裁くのはツッコミですよね?」

悠「……一理ある」

真樹「あ、意外と素直」

悠「やっぱり突っこみ合ってのボケだからな。おれだってその辺りはちゃんと謙虚さ」

マリア「検挙?」

悠「謙虚」

マリア「検挙」

悠「謙虚だってんだろ!!」

マリア「新聞の一面とか見るたびに悠さんが載ってないかハラハラしてます」

悠「載りゃせんから、そんな心配いらねぇわ。はい、小鳥遊お勉強問題!核や染色体を観察する際に使われる溶液は?」

マリア「サクサククッキー」

真樹「ホーミン」

福太郎「たくさんホイミン」

緋斗「……なんやっけ?」

ともき「酢酸カーミン溶液、酢酸オルセイン」
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