ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】7

ーラスタ・ラヴ(11/11/夜)ー

悠「寒いときは心が脆くなる。」

ともき「お前の心は少しぐらい脆くてもいいと思うぞ。」

悠「おれの心を油断させてとろけさせちゃう気か!」

ともき「……」
ガィン!
バッ!
悠「睡眠誘導装置(鉄アレイ)を投げ落とすのはダメ!」

優日「よく眠れるよ」

恋「永眠コースじゃろうけどな。」

福太郎「悠ゃったら平気ちゃうかな?」

真樹「平気だろうね。」

悠「おそらくタンコブで済むだろうけど万が一ってこともあるだろ!」

緋斗「タンコブで済むもんかなぁ…」

悠「誰だ貴様!」

緋斗「それ毎回言われるん!?」

悠「分かってきてるなら面白い返しのひとつでも考えとけよ」

緋斗「んな無茶な…」

福太郎「誰だ貴様っ!」

悠「不死身の男!スパイダーマッ!」

優日「これがプロだよ。」

恋「なんのプロじゃ」

ともき「っていうか、「マッ」てなんだ」

悠「東映版スパイダーマンだ。」

緋斗「知らんのやけど」

悠「じゃあDVD買え。」

緋斗「ええっ…。」

優日「もちろん悠は?」

悠「持ってないし、これから先、買うことはないだろう」

ともき「おいおい…」

悠「いや、おれそんなにバットマンとかは見ないからな。好きなのはアメリカ系のヒーローで好きなのはデップぐらいだし。」

緋斗「ジョニー・デップ?」

悠「デッドプールだ!」

マリア「まぁ、ジョニー・デップもヒーローみたいなもんですけどね、ある意味では」

真樹「シザーハンズとか」

福太郎「チャーリーとか」

優日「ジャックスパウロウとか」

ともき「色んな主役やってるよなぁ。」

悠「カッコいいのに奇抜なキャラを自分から進んでやるのは福山雅治に似てるよな」

緋斗「そうなん?」

優日「一回ビールのCMでコラボってたよね。」

悠「カッコいいのとカッコいいのが合わさって最強だろう」

ともき「まぁ……最強っちゃ最強だろうな。」

悠「おれもイケメンには自信があるが」

真樹「その自信、へし折るべきでない?」

悠「アルゼンチンバックブリーカーでお前をへし折ってやろうか!!」

福太郎「アルゼンチンバックブリーカーに戻っとる」

優日「そんなに何かを曲げたいならマネキンでも背負ってればいいのに。」

悠「そんなの背負ってたら危ない人だろ!」

恋「危ないやつじゃろ」

悠「うるせぇまっ平ら!はい、小鳥遊お勉強問題!たくさんの細胞からできている生物を?」

恋「ぶっ飛ばすぞ!」

優日「多才能」

福太郎「多才道」

真樹「太宰治」

緋斗「多細胞生物!」

悠「正解いってんじゃねぇ!」

ともき「正解で怒ってんじゃねぇ!」
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