ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】7

ーラスタ・ラヴ(11/9/夜)ー

緋斗「おひさー」

悠「……」
スッ

緋斗「なぜ、構えをとるん!?」

悠「いや、いきなり刃物出してブスッとやる輩がいるから。どこのヤンキーだ!」

緋斗「俺ですやん!」

悠「矢部君」

福太郎「それは、やんすや」

ともき「何やってんだか」

マリア「それよりも聞いていいですか?」

悠「なんぞ」

マリア「首どうしたんですか?なんか点々とあざで来てますけど」

悠「ああ、なんでもない。ちょっと學校(四百八十二)で神姫のパンティーラインが浮き出てたからセクシーなのはいてるか?って聞いたら喉にアイアンクローされただけだ。」

ともき「バカだろ」

福太郎「アイアンクローいうかドラゴンクロー?」

悠「上手い!」

緋斗「痛ないん?」

悠「痛いに決まってんだろ!」

真樹「でも、自業自得だよね。」

悠「だって言いたいことがあるなら言えっていったから」

ともき「状況はわからないけど、そういう意味でいったんじゃないってことは分かる。」

悠「んー、ちょっとともきが何を言ってるのかおれにはわかんないや。」

ともき「分かろうとしてないからだろ」

緋斗「せやけど、なんでいうたん?言わんかったらやられもせーへんし、見放題やったんでは?」

悠「そのまま神姫が気がつかなかったとして、途中でアホみたいなのが気がついて痴漢とかしたらどうするんだよ。」

マリア「あれ、もしかしてカッコいいこと言ってます?」

真樹「確かに、珍しい」

悠「お前らはわかってない。おれはカッコいいんだぜ。」

ともき「そういうこと言わなきゃいいんだけどな……。」

悠「っか、なにより心配なのは痴漢した奴は無事で済まんぞ?まず手首ごとボキッだ。」

緋斗「ひぇっ。」

福太郎「せやろな。」

マリア「お熊さんも痴漢されたらとっ捕まえて連れ込むっていってました。」

ともき「それは何か違う」

悠「トチ狂っても痴漢するわけねぇだろ」

福太郎「せやけど、世界には色んな癖のひとがおるしなぁ。」

悠「……………………いやいやいやいやー」

マリア「かなり考えましたね。」

悠「どんなに考えても無理だった。悲しくなった、辛くなった。」

真樹「うつ病かな?」

マリア「心を強く持って考えないお熊さんは心を壊してくる危険があるってことですね。」

ともき「無茶苦茶いってんな」

悠「はい、小鳥遊お勉強問題!人間の細胞の個数は?」

マリア「一」

真樹「十」

緋斗「百?」

福太郎「千」

悠「万丈目サンダー!」

ともき「60兆個」
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