ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】7

ーラスタ・ラヴ(11/7/夜)ー

悠「想像してほしい」

ともき「既に嫌な予感しかしない」

優日「まぁ、聞いてみようよ。」

悠「例えば可もなく不可もなしな映画が流れているとしよう。そこには飲み物にポップコーンもある視聴体勢としては万全だ。しかし映画はそんなに面白くはない。そこで隣に鈴猫が座っていて手を伸ばして腹を撫でる。気がついたら映画どころか半日が終わっていた…………どうだ?」

ともき「なにがどうなのかが分からないけどお前がアホなこと考えてんなぁってのは分かる。」

優日「映画とかのくだりいらなくない?むしろ、鈴猫さんだけでいい件」

ともき「その考え方もおかしいんだけどな」

福太郎「ええお腹の日やからね。」

真樹「僕のお腹も捨てたもんじゃないけどね。」

悠「ほう、なら見せてみろ。」
スッ

真樹「なんで深く腰を下ろしたの?」

悠「正拳突きの体勢になんて入ってない」

真樹「何するつもりなのか!!」

福太郎「正拳突きやろね。」

真樹「真顔で言われるの怖いんだけど…」

優日「腹パンして興奮する変態かな?」

悠「そんなわけないだろ。腹パンの痛みは人一倍わかってるつもりだ。」

ともき「どんな人一倍だ」

悠「いや、ホント効くからな…。丸一日血尿でたことあるし。」

福太郎「違う病気の可能性は?」

悠「いや、明らかに原因は寅のボディブローだから」

福太郎「んー、そら血尿も出るわな」

神姫「なんの話してたらそういうワードが出てくるの」

悠「イイ腹の日の話で出てきた」

駒狸「07……お腹ですか。なんか可愛いですね。」

悠「女の子の可愛いは複雑怪奇だけど、駒狸さんが可愛いから可愛いでOkだな」

ともき「どんな理由だ」

優日「悠に「頑張れ」っていうと煽られてる感じになるけど、鈴猫さんに「頑張れ」っていわれたら色々と頑張れる気になる感じだよ。」

ともき「ああ、なるほど」

悠「頑張れ、頑張れ♪伊藤ライフスタイルだな。」

神姫「殴っていいかしら」

優日「イイお腹の日だからボディにどうぞ」

悠「やめろよ。久しぶりに血尿でちゃうだろ!!」

神姫「話しつながったわね。」

駒狸「内臓を痛めると大変ですから、無茶はダメですよ。」

神姫「大丈夫よ、死にはしないから」

悠「死ぬ程痛いんだけどな」

福太郎「悠、生きて帰るんやで」

悠「殴られる流れになってるけど嫌だからね?ね?仲良くしよ?ね?」
ガシッ
神姫「手を放しなさい」

優日「神姫さんのお腹とかも見てみたいよね」

神姫「は?」

優日「お口チャックノリス」

悠「勇気ある一言だったぞ。はい、小鳥遊お勉強問題!細胞から核を取り除いた部分は?」

優日「裁縫室」

真樹「サイホーン」

福太郎「解剖室」

駒狸「細胞質ですよね」

神姫「そうね。」

ともき「何もしなくていいのは楽だなぁ。」

悠「ツッコミ入れていこうよぉー」
48/100ページ
スキ