ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】7

ーラスタ・ラヴ(11/6/夜)ー

悠「キングクリムゾン!」

ともき「……なんだ」

悠「叫びたくなった。」

真樹「病院行った方がいいって、絶対。」

悠「我、健康也」

ともき「なんだその喋り方は」

マリア「身体は健康でも精神の方に異常があるかもしれませんから。」

悠「人間なんて精神異常者だらけさ!」

ともき「むちゃくちゃ言ってんじゃねぇよ。」

悠「はい」

福太郎「意外、それは素直」

悠「時には素直さも必要って誰かがいってたような気もしなくもない。」

マリア「曖昧すぎる」

真樹「まぁ、確かに誰かがいってそうではあるけどね。」

悠「だろ?」

ともき「だから何だっていうんだ…」

悠「知らん!」

ともき「誰かコイツをブッ飛ばしてくれないかな」

マリア「寅さん」

福太郎「風邪っぽいで」

マリア「じゃあ、紅さん辺りで、千夜さんでもいいですね。」

真樹「弩躬君もやってくれそう。」

悠「おかしいな、悠君に優しくしてくれる人が居ない。」

崇「お前は敵を作るのが上手だからな。」

悠「なんの上手さだ!」

崇「同じことを二度言わせるな、間抜け。」

悠「キーーッ!」

福太郎「どうどう」

悠「ふーふー……おちけつ、おちけつ、おれ。」

真樹「おケツ?」

悠「間違えた落ちつけだ」

ともき「どういう間違いだ」

悠「落ちつくんだ…『素数』を数えて落ちつくんだ…『素数』は1と自分の数でしか割ることのできない孤独な数字…わたしに勇気を与えてくれる」

マリア「唐突なプッチ神父」

真樹「で、素数数えれるの?」

悠「素数が1、素数が2、素数が3!」

崇「素数のことはわからないが、その数え方ではないだろ」

ともき「とうぜん違います。」

悠「でも、おれの心は落ち着いたからセーフだ」

真樹「なにがセーフなんだろうか」

マリア「本人は納得してるしいいんじゃないですか?」

悠「なんだ、文句があるなら言ってみろ。アルゼンチンバックブリーカーをかけてやる!」

福太郎「有無を言わせぬって感じやけど」

崇「俺が言ってやろうか?」

マリア「ガンガンいっちまってください!」

悠「……」
スッ

ともき「耳押さえてそっぽ向きやがった」

福太郎「文句を聞かない選択」

崇「……」

マリア「呆れられてますよ」

悠「気のせいだろ。はい、小鳥遊お勉強問題!細胞に1個ある球形のものは?」

マリア「助さん」

真樹「角さん」

福太郎「じーんせい楽ありゃ」

悠「苦もあるさ!」

ともき「核」
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