ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】7

ーラスタ・ラヴ(11/5/夜)ー

悠「ちょっと見てこれ、脛。」

ともき「なんだせ、ぶつけたのか?」

福太郎「痣できとるな」

悠「寅に蹴られました」

寅「あ?」

優日「足りないから左足もやれってこと?」

悠「そんなマゾヒズムはない!」

弩躬「痣ぐらいでワーワー騒ぐなよ。」

悠「おれの体が傷物になっちゃう!」

弩躬「……」
ギヂヂッ

悠「顔にめがけて手弓ひかないで!」

ともき「しょうもないことをいうから…。」

悠「でもまぁ、今日の寅は普段よりは優しい気がする。」

寅「はぁ?」

悠「いつもならもっと蹴り込んできてる気がするし」

優日「やっぱり蹴られたい、と」

悠「違う。そうじゃない、そうじゃなぁーい!」

寅「はぁ…」

悠「あら、ため息ですか?なにか悩みでも」

寅「お前にイライラしすぎて頭が痛い…」

悠「……それって風邪かなんかじゃね?」

寅「んなわけあるか」

福太郎「せやけど、昼間あつぅて夜寒いの温度差で……っていうンはあるよな」

弩躬「ああ、昼間汗かいてそのままにしとくとぞくっと来るのな」

悠「頭痛い以外に熱っぽい、食欲がない、のどがイガイガ、節々の痛みとかないのか?」

寅「……」

悠「あれ、もしかして何個か該当した?」

寅「うるせぇ黙れ」

優日「まぁまぁ、落ち着いて風邪は引き始めが肝心ていうし。」

悠「どれ、医者を紹介してやろうか。吸血鬼みたいに採血しまくる爺さんだけど」

ともき「それはお前だけだろ」

寅「うるせぇ!問題ないってんだろ!」

弩躬「医者嫌いかな?」

福太郎「んー、俺も苦手っちゃ苦手やけどね。」

悠「エロイ女医さんだったとしたら?」

福太郎「それこそ病気の時より元気な時にお会いしたない?」

悠「……一理ある」

弩躬「あるか?」

悠「弩躬はおっぱいを見慣れすぎてるからな。反応がマヒしても仕方ない。」

ともき「どんな理由だ」

優日「でも、鳳さんのおっぱいは別格だから仕方ないね。」

悠「おっぱいが本体説あるぜ」

弩躬「ねぇよ」
バスッ!
悠「痛い!」

寅「……」

悠「やっぱりダルイんだろお前」

優日「私、バファリンもってるけど飲む?」

寅「…………もらう」

悠「それ飲んだら早く帰って寝て、明日病院いくかしろよ」

寅「やかましい」

悠「おれには厳しいのは健在。はい、小鳥遊お勉強問題!生物のからだを作っている基本の単位は?」

福太郎「サバイバー」

優日「働く細菌」

弩躬「サイボーグ」

ともき「細胞」

寅「帰って寝る」

悠「送ろうか?」

寅「黙れ」

悠「ここまですがすがしく憎まれ口たたかれたら逆に安心できる」
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