ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】7

ーラスタ・ラヴ(10/24/夜)ー

悠「……」

寅「……」

マリア「睨みあいの緊張ですね。」

左近「まぁ、どっちかと言うと蛇に睨まれたカエルですけどねぇ。」

マリア「さらに言うと虎に睨まれた……スベスベマンジュウガニ?」

福太郎「謎のチョイス」

ともき「毒を持ってるってことじゃ無いかな」

真樹「コキブリでどうだろう」

マリア「それです!!」

悠「……」
ガシッ、メキキキッ!
真樹「ぎゃーー!!」

福太郎「お馴染みアルゼンチンバックバックブリーカー」

ともき「お馴染みになってる」

マリア「……ゴキブリじゃなくて火星ゴキブリですね。」

悠「フンッ!」
ガシッ、メギギギッ!
マリア「ダメだったー!」

ともき「なぜいけると思っのか…」

福太郎「テラフォーマースゴイし、ワンチャンはあったかもしれへん。ダメやったけど」

左近「まぁ、結局はゴキブリでさぁ。」

悠「でも、ペットとしてゴキブリを飼ってる人だっているからな」

寅「てめぇはゴキブリ以下だけどな」

悠「イカでげそ」

寅「……」
ズドッ!
バッ!
悠「ひぇっ!喉を狙うのはやめろ!」

寅「てめぇの弱点は喉か肺だ。それで龍も鬼も潰せる。」

福太郎「波紋戦士かな?」

マリア「なるほどなー」

真樹「何が分かったの?」

マリア「ぜんぜん何も」

ともき「おいおい」

左近「まぁまぁ、寅さん。少し落ち着きましょうや。」

寅「ふんっ」

マリア「悠さんもヘイト振りまくのいったん止めましょう」

悠「振りまいとらんわい!」

マリア「じゃあ、続けてどうぞ」

寅「覚悟ができたのか。かかってこいや!!」

悠「そういうのじゃないです。」

真樹「じゃあ、平和的に腕相撲でもしたら?」

悠「……殴られる未来しか見えない」

福太郎「それは腕相撲で勝ったうえで負けたうえで?」

悠「どっちでも」

マリア「マルチエンディングですね!」

悠「どこがだ!バッドエンディングしかないじゃねぇか!」

左近「なら、もう殴り合いでいいんじゃないですかい?」

寅「そうだ」

悠「何もよくないわ!こちとら植物の心のような人生を…そんな平穏な生活こそ、目標なんだ。」

福太郎「激しい喜びは?」

悠「それは欲しい」

マリア「追尾弾撃ちこまれて、ぶん殴られて、救急車で顔潰されて死にそう。」

悠「バイツァダスト!はい、小鳥遊お勉強問題!肺を作っている無数の袋は?」

マリア「頬袋」

福太郎「堪忍袋」

真樹「たま袋」

左近「綺麗な顔して何を言っとるんですか、アンタ」

ともき「すいません。そいつも小鳥遊の人間なもんで…」

寅「肺胞だろ」
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