ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】7

ーラスタ・ラヴ(10/22/夜)ー

悠「こう冷えてくると困るんだよなぁ。」

ともき「なにが髪乾かすのに時間がかかる」

マリア「女子かな?」

福太郎「んっ、まぁ、悠は髪長いしな」

悠「長い髪靡かせて」

マリア「悩ましげなボディ?」

悠「悩まし気だろ?」

ともき「気持ち悪い」

悠「その気持ち悪いがだんだんと気持ちよくなってくるんだよ!」

真樹「地獄かな?」

悠「天国に決まってんだろ!」

ともき「それは……ない。」

悠「あれぇ?」

マリア「それはそうと悠さんって髪乾かしてるんですか?なんかそのまま放置してそうなんですけど」

悠「乾かすに決まってんだろ。そのまま放置してたら表面乾いても中がじっとりしたままになるんだぞ。」

福太郎「それは嫌やな」

悠「まぁ、ただ髪乾かすのが大変なのはおれだけじゃないけどな。ゆうなや駒狸さんも相当だ。」

ともき「毛量が多いもんな。……駒狸さんも?」

悠「駒狸さんはアレだ。髪質が曲者だから……中途半端なことしてると絡みつきあって櫛を通すと同時にブチブチいっちゃうらしいから」

真樹「髪は女の命!!」

悠「おれに言うな。っか、おれだって髪は大事にしてんだが」

マリア「毛針とか撃てたらえげつない刺さり具合でしょうね。一本一本が長いし」

悠「そういう意味で大事なんじゃないんだが」

福太郎「小鳥遊家はロンゲの子も多いし大変なんは伝わるわ」

悠「床屋とかにあるパーマ当てる機械の髪乾かす版が欲しくなる。」

ともき「言いたいことは何となく分かる。」

真樹「切ればいいのに」

悠「うるせぇ!」

真樹「ええ、なんかキレられた」

マリア「最近だとなんか髪のアイロンみたいなのあるじゃないですか。あれじゃダメなんですか?」

悠「あれってストパー用のやつじゃないのか。」

マリア「さぁ、そこまでは知りませんけど。」

悠「っか、あれって熱いので髪を挟んで降ろすわけじゃん?なんかめっちゃ髪痛みそうで嫌だわ」

マリア「女子か!」

悠「ヘタな女子より髪にはこだわりもっとるわい!」

真樹「その髪型のどこが?」

ともき「髪型にこだわってるんじゃなくて髪自体にこだわってるんだろ」

福太郎「んー、なるほど」

悠「エンジェルリングが浮かぶほどつやつやっやぞ!はい、小鳥遊お勉強問題!呼吸により空気中に体から排出される気体は?」

マリア「使い終わった酸素」

真樹「燃えない方」

福太郎「D4C」

悠「いともたやすくおこなわれるえげつないこうい!」

ともき「二酸化炭素だろ」
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