ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】7

ーラスタ・ラヴ(10/19/夜)ー

悠「なんでも言うことを聞いてくれるフェネックを見てたらアライさんをあげて落としたくなったでござる。」

ともき「ああ、そう」

悠「というわけでアライグマ捕まえてくる」

マリア「それで指とか食いちぎられるんですよね。」

悠「さらに狂犬病や回虫のデスコンボもあるぞ」

福太郎「冗談抜きのデスコンボで草もはえんやん」

悠「ねー、アライグマなのに狂犬って笑っちゃうよね」

ともき「そこじゃない」

真樹「アライグマって、そんなヤバいの?」

悠「ヤバいぞ。あいつら見た目は可愛らしいけど爪も牙も鋭いし手の形が人間に似てるから器用だし。ケダノよ!」

ともき「ケダノだよ。」

マリア「悠さんはケダモノですね。」

福太郎「マモノの可能性もあるで」

悠「ぎゃぼー食べちゃうぞー!」

マリア「ガチで悲鳴あげましょうか?」

悠「おう、やってみろよ。こっちもガチで悲鳴あげ返してやっからな!」

ともき「なんの張り合いしてんだよ」

悠「どっちの声が大きいかの勝負だろ?」

マリア「はい」

ともき「お前も「はい」じゃないよ。」

真樹「おマリちゃんは面白いね」

悠「おれはもっと面白い」

福太郎「悠、それ自分でいうたらアカン奴」

悠「おれは面白い!ねぇそう思うでしょ崇!」

ともき「居ないだろ」

崇「いるが」

ともき「うわっ!?す、すいません。」

氷室「気にしないでください。我々は今来たところなのでさっきまではいませんでしたし。」

悠「おれはいち早く気配を察知した」

崇「普通に目があってただろ」

マリア「目と目が合う、瞬間……」

悠「好きとは気づかない」

真樹「ホントにぃ?」

悠「……」
ガシッ!ググッ!
真樹「痛い痛いっていうか、曲がる!首曲がるから!」

福太郎「アイアンクローからのひねりって殺しの技やない?」

マリア「首がポッキン」

ともき「軽く言うんじゃない」

氷室「首を痛めると怖いですよ。寝違えただけでも辛いですし」

崇「反対側に思いっきりひねればいい」

氷室「余計悪化するだけですよ」

崇「冗談だ」

悠「崇の貴重な冗談のシーン」

崇「……」

悠「そんな睨んでもぜんぜん怖くない。」
ススッ
氷室「そっと私の後ろに移動するのやめていただけませんか?」

悠「ちょっと朝日が眩しくて…」

ともき「夜だし建物の中だし地下何だが」

悠「細かいことはいいっちゃ!はい、小鳥遊お勉強問題!脳やせき髄が出す命令を筋肉等に伝える神経を?」

マリア「うどん!」

真樹「うどんちゃん!」

福太郎「うどんのう?」

崇「……なんだそれ?」

氷室「ゆるキャラですね。」

ともき「運動神経」
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