ｰラスタ･ラヴ(10/18/夜)ｰ

悠「寒いから温泉掘ろうか」

ともき「そんなちょっとコンビニいこうかみたいなノリで温泉を掘れるもんなら掘ってみろ。」

マリア「地面を掘ってるうちに身体はあったまりそうですけどね。」

ともき「疲れもプラスされるけどな」

福太郎「仮に掘って出たとしても、その後よな」

悠「排水やらなんやらやることが多くて入ってる暇がなさそう」

ともき「言いだしたのはお前だからな」

悠「じゃけん、銭湯いきましょうね。」

真樹「話の流れガバガバすぎない?」

悠「とりあえず湯につかりたいんだおれは」

ともき「浸かればいいだろ」

マリア「釜茹ってことですよね?」

悠「違います」

真樹「茹蛸になるね。」

ともき「そんなもんじゃ済まないだろ」

悠「ヒョウモンダコぶつけんぞ!」

マリア「そんなガチの毒ダコを投げようとしても刺されるのが落ちですよ?」

真樹「……そういえばヒョウモンダコに毒があるってのは聞くけど、タコって毒針とか持ってるの?」

マリア「噛んで毒を注入するらしいですよ」

真樹「タコって噛むの?!」

ともき「そりゃ基本的に魚とか捕食してるわけだしな」

福太郎「唾液に毒があるんやっけ?」

悠「テトロドキシンを含んでる」

真樹「それってあのフグの?」

悠「同種だ。ちなみにその毒自体を吹きだしたりもできる。まさにポイズンブレス!!」

ともき「何がまさになんだか」

悠「でも、最近の研究では唾液腺だけでなく筋肉や表皮にもフグ毒と同じテトロドトキシンが含まれてるらしいぞ。」

福太郎「つまり、どくどくボディ持ち?」

悠「イエス、どくどくボディ!」

マリア「触るもの皆傷つけた」

ともき「ギザギザハートか」

悠「つまり、ヒョウモンダコを見かけたら触るな、食おうともするなってことだ」

ともき「食わねぇよ」

悠「でも、毒がある生き物は美味いじゃん?」

マリア「タランチュラとかムカデとか?」

悠「なんでそんなのをチョイスする?ん?」

マリア「毒がある生き物って聞いてまず想像するのが毒グモとかムカデですよ。」

悠「美味いっていってるんだからフグをいうだろ。おぉん?」

ともき「そうでもない。毒って言ったら俺は毛虫が思い浮かんだし」

福太郎「毒いうたらヤドクガエルが一番に思い浮かんだな。」

悠「おれはドラクエのポイズンゾンビ。」

ともき「お前が一番おかしいじゃないか。」

悠「Hahaha～。はい、小鳥遊お勉強問題!脳やせき髄を合わせて何という?」

マリア「中小企業」

福太郎「虫垂炎」

真樹「チュパカブラ」

悠「お前はボケるのへたくそかっ!」

ともき「中枢神経」