ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】7

ーラスタ・ラヴ(10/16/夜)ー

悠「欲張りスケベセット……あ、間違えた。レジ袋の有料化ってどう思う?」

ともき「最初なんった?」

悠「欲張りスケベセット」

福太郎「なにをどう間違えたらそんな感じになったんやろか?」

悠「色々……あったんだ」

ともき「いや、そんな含みを持たせても誤魔化せないから」

摩耶「むしろ欲張りスケベセットの方が気になる」

悠「もう、摩耶のエ・ッ・チ♪」

摩耶「あははっ」
ドゴォン!
悠「……っ!……っ!!」
ズズッ、ドタッ

金剛「今、本気で剄を打ちこんだろ」

摩耶「あははっ!」

福太郎「うわ、怖っ。」

稲葉「世にも珍しい摩耶君のガチギレってやつかしら?」

ともき「ビックリした…」

稲葉「ほんと、びっくりよね。」

ともき「いや、それにもだけどお前にもだよ」

悠「げほっ、げぇほっ……!!はぁ……ぜぇっ……!」

稲葉「水が欲しいらしいわ」

ともき「よく通じたな」

摩耶「唾でも吐きかける?」

福太郎「あら、まだお怒り」

金剛「やめてやれ。ほら、水」

悠「ゴクッゴクッ……オロロロッ!」

ともき「飲んだそばから吐くな!!」

金剛「いや、これは多分深く剄が刺さって胃が受け付けなくなってるんだ。」

摩耶「ごめんねぇ。なんかバッチリ決まっちゃった。」

福太郎「落ち着いた模様」

悠「え、ええんやで。」

摩耶「悠君は心が広いなぁ。さすがだなぁ。」

悠「ふ、ふふっ」
ガクガクガクガク

ともき「めっちゃ足震えてんぞ」

稲葉「生まれたての小鹿でももっとしっかり踏ん張れるわね」

悠「足に来てんだ!言わせんな恥ずかしい!」

稲葉「肩貸してあげましょうか?」

悠「おれを支えられるのか?」

稲葉「無理そうだったら退けるから」

悠「そのまま絶対押し倒してやる!!」

ともき「そんなボロボロで何言ってんだ」

福太郎「どんな状況でもあわよくばを逃さん精神は流石としかすえへんね。」

金剛「スケベ根性がすげぇな…」

悠「頭にドをつけろよ!」

金剛「ど?」

摩耶「ドスケベ根性」

金剛「それでいいのかお前は……」

悠「運命というなら、あるがままを受け入れよう」

ともき「そういう話はしてない」

摩耶「悠くんは本当に癖が強いよね。」

悠「クセなんて直さなくていい。もっとクセを出して走れ」

金剛「何を言っとるんだコイツは……あ、いや、分かったロマサガだろ」

稲葉「ジョジョよ。正確に言うとSBLのジャイロ」

金剛「わかんねぇ」

悠「考えるな感じろ。はい、小鳥遊お勉強問題!動物の刺激に対して無意識に起こる現象を?」

摩耶「脚気検査」

福太郎「ビクンビクン」

稲葉「あら、いやらしい。」

ともき「なんでやねん」

金剛「反射だろ。これぐらいは流石にわかる。」
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