ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】7

ーラスタ・ラヴ(10/14/夜)ー

悠「フグっているじゃん」

優日「フグタくーん」

ともき「それアナゴさんだろ。いや、マスオさんを呼んでるから正解なのか?」

福太郎「取り方次第では正解でもあるし、間違いでもあるな。」

優日「分かりずらいボケをして済まぬ。」

悠「ええんやで」

ともき「なんでお前が言ってんだ」

悠「おれがルールだ!」

優日「ルールは破るものなんで……お覚悟!」

悠「服を破かないで!」

優日「いや、破くのは皮膚だよ」

悠「やだ、血が出ちゃう」

ともき「そういう問題じゃないよな」

神姫「で、フグが何なのよ」

悠「あら、神姫さん。いやー実はでげすねぇ。最近雑種のフグが増えてきているらしいでげすぜ。」

ともき「なんだそのキャラ」

真樹「雑魚フグ?」

悠「フン、ザコカ!」

福太郎「唐突なアインハルト陛下のご登場」

神姫「なんでいちいち話を脱線するのかしら」

悠「竜騎士どの?」

神姫「違うわよ」

優日「で、雑種フグって?安くて美味しいフグかなんか?」

悠「ところがどっこい毒フグです」

ともき「……いや、フグは毒もってるだろ」

悠「それが毒の見分け方、いわゆる有毒部位が不明なフグが増えてるらしいんだ」

優日「悠毒」

悠「誰がポジ持ちだ!毒の息はいてやろうか!」

福太郎「それやったら毒もってますやん」

神姫「次、話が脱線したらグーかパーね。」

真樹「両方でも?」

神姫「可」

悠「雑種フグっていうのは新種のフグらしいんだ。なんでそんな新種が増えているかと言うと温暖化で生息域が変わったことによる異種交配が要因らしくて、漁獲地域も変化してるそうだ。」

ともき「それって結構大変だな。」

福太郎「せやけど、フグを個人で釣って捌いて食ういう暴挙に出る人はおらんやろ。」

優日「でも、年に何回かは食中毒で死んでる人いるよね。」

神姫「個人の自殺行為はともかく危ないのは業者が間違ったりすることよね。」

悠「種類不明のフグは市場や調理者が排除してるらしいが、見た目が従来種と酷似したものも見つかってるらしい。」

ともき「怖い話だな」

悠「秋の夜長にはホラーだからね。」

福太郎「ホラーではなかったけどね。」

真樹「フグが駄目ならアンコウを食べればいいんだよ。毒もないし、無駄なくておいしいし」

悠「無駄無駄無駄無駄ァ!」

ともき「やかましい!」

優日「……あれ、パーかグーは?」

神姫「もう話は終わってるからいいのよ。」

悠「うひひ」

神姫「……」
ゲシッ!
悠「痛い!?」

真樹「今のは?」

神姫「笑い方にイラッとした」

悠「しくしく、はい、小鳥遊お勉強問題!!目、耳、鼻、皮膚のように刺激を受け取る器官の総称は?」

優日「考えるな、感じろ」

ともき「その感じるではない」

真樹「友情パワー!」

福太郎「クソゲーはNGで」

神姫「感覚器官でしょ」
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