ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】7

ーラスタ・ラヴ(10/5/夜)ー

吉音「肉まん食べたい」

悠「胸に二つもついてるじゃん。」

マリア「そのくだりはもうやり終わりました」

悠「まぁ、食べるのはおれなんですけどね。」

ともき「石でも齧ってろ」

悠「むかし、あかだってお菓子を齧って歯が折れるかと思ったことがある。だから、石も噛み砕けるんじゃないかな。」

福太郎「そういう話やっけ?」

悠「違うの?」

マリア「日本語が不自由なのか、理解力がないのか、頭がアレなのか」

悠「どれなのか言ってみろ」
グッ
マリア「アルゼンチンバックブリーカーされるのが未来予知できたので言いません」

ともき「言ってるようなもんだろソレ」

真樹「肉まん食べたいの?」

吉音「あと、おでんも!」

悠「コンビニ行けばいいんじゃね?」

想「茶屋の方で初めて欲しいみたいですよ」

悠「そういう事か」

吉音「そういうことだよ。」

悠「でもな、提供するのがお客じゃなく吉音に向けてになると儲けが出ないんだが」

吉音「じゃあ、私用と販売用にお鍋二つ分つくろう!」

マリア「鍋一つ分は食べる気満々なんですね。」

ともき「たぶんだけど俺が想像してる鍋と違うんだろうな」

悠「この場合の鍋は……寸胴鍋だ」

福太郎「ラーメン屋のスープづくりかな?」

真樹「何十キロのオデンつくるの?」

悠「今誰かオーディンっていった?」

ともき「いってねぇよ。」

悠「オデン、馬に乗って攻撃したら全方位全属性乗り攻撃が出て強すぎて変な笑い出ちゃったわ。」

想「なんの話です?」

ともき「ゲームですから適当に聞き流しといてください」

悠「もっと悠くんを構わないと大変なことになるぞ?」

吉音「どうなるの?」

悠「え……?」

吉音「え?」

ともき「何か言う前に一度きちんと考えて口にしろ」

悠「粋な気負いって大事じゃん」

マリア「悠さんがやってるのは粋な気負いじゃなくて無謀とか考え無しっていうんですよ?」

悠「情熱的な無鉄砲と言ってくれ」

ともき「同じじゃねぇか。あと、なにが情熱的だ」

悠「おれ」

ともき「臆面もなく言い切りやがった」

福太郎「強い」

吉音「オデンは?」

悠「前向きに検討しておく」

吉音「じゃあ、晩御飯ね。」

悠「前向き=晩御飯という迅速な決断を余儀なくされている。」

マリア「考える前に行動ってことです。」

悠「政治家のあるべき姿。はい、小鳥遊お勉強問題!口の中で出るデンプンを分解する消化酵素は?」

マリア「大豆ペプチド」

真樹「健康によさそう」

福太郎「最近、やたら豆乳のCMやってない?」

吉音「豆って美味しいよね。」

想「唾液アミラーゼですね」

ともき「大豆ペプチド……まったくかかってねぇな。」

マリア「脂汗かアミアブラのがよかったですかね。」
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