ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】6

ーラスタ・ラヴ(9/17/夜)ー

悠「芋煮してみたいな」

ともき「……すればいいんじゃないか?」

悠「でも、ギネス狙うとなかなか」

ともき「個人で狙うギネス記録じゃねぇから!!」

マリア「っていうか、芋煮のギネスってなんですか?」

神姫「何食分出せるかじゃないの?」

悠「そだよ。」

福太郎「現時点の記録とかってどないなかんじなん?」

悠「山形市の「日本一の芋煮会フェスティバル」で、芋煮を1万2695人だったかな。」

ともき「なんでそんなこと知ってんだ」

悠「ニュースでやってた。参加人数より先に芋がなくなって払い戻しが出たそうだ」

マリア「じゃあ、もっと芋があればさらに記録は伸びてたんですね。」

悠「そういうことになるな。」

真樹「それ聞くとなおさら個人でどうにかできる記録じゃないよね。」

悠「いいや、そうでもない。1万2696人分の芋煮を作れば取れる」

福太郎「その1万2696人分の芋煮はどうするん?」

悠「優日とゆえと吉音がいればイケるだろ」

ともき「さすがに無茶だろ。」

神姫「単純計算でひとり4232杯食べることになるわね。」

悠「途中で飽きはきそうだな」

真樹「飽きる飽きないレベルの話じゃないんだよなぁ。」

マリア「けど、無理ではなさそうと思える部分もありますね。」

福太郎「胃袋がガチのブラックホールかな?」

悠「暗黒空間だよ」

神姫「胃袋にクリームでも存在してるの?」

真樹「クリーム」

福太郎「ヴァニラ・アイスのスタンドが「クリーム」なんやで」

真樹「美味しそう」

悠「おれはフルーツシャーベットが好き」

マリア「ドリアンの」

悠「あるぞ」

マリア「え?」

悠「あるぞ。コンビニで売ってる」

ともき「どこのコンビニだよ」

悠「プーケット」

福太郎「プーケットいうたら……タイ?」

神姫「そうね。」

悠「ちなみにお値段は100バーツ」

ともき「バーツっていくらだ?」

マリア「75円くらいです」

福太郎「アイス一本75円は安いな」

マリア「でも、ドリアン味」

悠「普通にうまいらしいぞ。本物のドリアンみたいで、あとマンゴー味とかもあるらしいけどな」

ともき「そっちでいいな」

神姫「でも、完熟すると臭いが出るわけだから加工されてるのなら臭いもないんじゃない?」

悠「ケーキとかにしたら臭い消えるっていううしな」

福太郎「火通したら臭いそうやのに意外や」

悠「はい、小鳥遊お勉強問題!流氷祭りで有名なオホーツク海に面した都市は?」

マリア「ゴールデンカムイ」

福太郎「脱獄王」

真樹「チタタプチタタプ」

神姫「……網走」

ともき「ああ、網走刑務所か」
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