ｰラスタ･ラヴ(9/7/夜)ｰ

悠「女騎士×オークっていうと普通だけど」

ともき「何が普通だ」

悠「ドワーフ×オークってのはなかなかニッチじゃないかな」

優日「どう控えめに考えてもニッチすぎる上にキタナ過ぎる」

悠「でも、そういうニッチな層もかならずいるんだぜ?」

ともき「だから何だ」

悠「性癖って怖いねって話」

寅「お前、気持ち悪いな」

悠「そういうことを真顔でいうのやめてくれない?悠くんだって傷つくよ」

福太郎「ダイヤモンドは?」

悠「砕けない!」

寅「テメーをブチ砕いてやろうか」

悠「やめてよぉー」

左近「ハハハッ」

悠「なに笑ろてんねん!」

優日「でも、笑うところじゃない?」

悠「おれが痛めつけられそうなのに笑うっておかしいと思わない?」

優日「いやー……面白いって意味の方でならおかしいよ。」

悠「なるほどな。ともき、なんとかいってやってくれ。」

ともき「なんとか」

悠「そんな皮肉めいた返しをどこで覚えてきたんだか」

優日「原因は自分にあると思わない?」

悠「あんまり」

寅「そろそろぶち壊していいか?」

悠「ぶち壊さない方向でオナシャス。小鳥遊君は双亡邸じゃないからね。」

寅「……」

左近「小鳥遊さん、寅さんがだいぶイライラしてるんで、ここはひとつ殴られてくれやしませんか?」

悠「えーと……地震、地震怖いよな。真夜中の地震とか対処できないぞ」

優日「露骨な会話逸らし」

福太郎「あえて乗るとしたら……怖いよな。しかも台風のあとすぐとかいうデスコンボやし」

ともき「台風っていえばまた新しいのができてなかったっけ?」

左近「ああ、あちらのは温暖低気圧に変わってそうですぜ」

悠「それでも明日は雨だろうな」

福太郎「プチ天変地異おこっとるよなぁ。」

悠「で、寅君どう思う?」

寅「天候や地震はどうしようもねぇ。だが、お前をぶん殴れば少しはマシになるかもしれねぇ。」

悠「おれを殴っても地球が平和になるわけではないんだけどなぁ。」

寅「気は晴れる」

悠「もうやだこの狂虎」

ともき「よっぽどストレス原なんだろうな」

悠「誓って言うおれは何もしていない。」

福太郎「ちかころ」

左近「なんですかい、それは」

悠「誓って殺しはやってません!」

寅「テメーが死ぬんだよ。」

悠「い゛ぎだい゛!はい、小鳥遊お勉強問題!日本海を北から南へ流れる海流(寒流)は?」

優日「リーマンショック」

福太郎「ゴーマン」

左近「寅さん、いけますかい?」

寅「アホか。リマン海流だろ。」
ゲシゲシ
悠「どうしよう、めっちゃ蹴られてる。」

ともき「軽くで済んでよかったじゃん。」

リマン海流