ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】6

ーラスタ・ラヴ(8/21/夜)ー

悠「ふはっ、ふはははっ!」

ともき「なんだ」

悠「ついに、ついに運ゲーでなく正攻法で令嬢をブッ倒してやったぜぇぇ!」

灯「令嬢?」

優日「ゲームのボスの名前。」

真樹「女を痛めつけてるんだね。」

悠「こっちは三桁ほどコロコロされたけどなっ!!」

優日「埃だらけだっの?」

悠「そのコロコロでないって分かっていってるよな?」

優日「Exactly」

悠「その心意気や良し!」

福太郎「テンション高いなぁ」

ともき「存在が台風みたいで困る」

悠「おれはそこまでじゃないよ。でも、どうせならトルネードと呼んでくれ」

ともき「呼んでたまるか」

優日「カムさんでもいいね。」

真樹「なんで?」

優日「トルネードといえばカムシーンさん」

悠「おい、三日月刀のことをカムシーンっていうのやめろよ。」

福太郎「ハリードさん涙目」

悠「おれは好きだけどな。けど、頑張ってカムシーンとったらバッドエンドっておかしくないですかぁ?」

福太郎「主人公として選べるのに専用会話が少ないエレンやっておるんやで?」

灯「話が難しいですね。」

真樹「こういう時は適当に相槌ってればいいんだよ。」

灯「処世術ですね。」

悠「クラスでみんなが笑ってるからとりあえず自分も笑っといたけど何があったって近くの人に聞かれて答えられずに困るって奴はひとりぐらいいるよな。」

ともき「なんの話だ」

悠「クラスでひとりはいる奴あるある」

福太郎「ジャンプを発売日の朝に買って学校くる奴」

悠「ハイ」

真樹「授業中に大きめの教科書で漫画を隠しながら読む男子」

悠「ハイ」

灯「ティッシュ丸々一箱持ってきてる。」

悠「ハイ」

優日「熱狂的なジョジョファン」

悠「ハイっ!」

ともき「全部お前じゃねぇか」

悠「あ、でもちょっと違うわ。隠しながら読んだりしない。どうどうと読む。」

ともき「読むんじゃねぇ!!」

灯「悠さんは学校生活も楽しそうですね。」

悠「週三でしかいってないけどな。」

ともき「毎日来い!!」

福太郎「出席日数いけるん?」

悠「ちゃんと計算したうえでの週三だから平気。それに最悪、大江戸学園のほうで手回ししてもらってあっちの出席分を合算してもらえばぜんぜんオッケー」

ともき「無茶苦茶だな…」

真樹「僕も最悪お金で卒業できるよ」

優日「ひゃー、ガチの金持ちはやっべーな!」

ともき「コラコラ」

灯「もし本当に困ったら私がいろいろと融通をきかせられるようにもできますよ。」

福太郎「融通?」

灯「はい、融通です。」

悠「忍者怖い。はい、小鳥遊お勉強問題!日本最西端の島は?」

優日「最西端の島!」

ともき「名前を言えっ」

福太郎「ヨグソートス島」

真樹「ヤバい島だね。」

灯「与那国島ですね。」
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