ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】6

ーラスタ・ラヴ(8/19/夜)ー

悠「そういえば夏といえばお化け屋敷だよな」

ともき「お化け屋敷か」

金剛「……」
スッ
ガシッ!
摩耶「金剛君、急に立ち上がってどうしたの?さぁ、座ってどうぞ」

金剛「…………」
ストッ

福太郎「最近はワンフロア型のお化け屋敷とかあるんよな」

優日「ワンフロア型?ああ、モンスターハウスですね。」

悠「身代わり、場所替え、無敵草!」

福太郎「ええかな?」

優日「はい」

悠「続けてどうぞ」

ともき「なんなんだお前ら」

真樹「でも、ワンフロアってことはなにビルのワンフロアまるまる貸切ってるの?」

福太郎「いやいや、そんな大掛かりなんやのーて、ほんまに一室だけのお化け屋敷」

悠「歩けなくね?」

福太郎「んっ、ウォークスルー系やないってこと」

優日「ウォーキングデッド?」

福太郎「ウォークスルー(自ら歩くタイプ)な」

ともき「歩かずのお化け屋敷ってことですか?」

悠「ホラー映画とか観賞するのか?」

金剛「それ、ただの個室映画だろ」

摩耶「じゃあVR?最新のはリアルらしいし」

福太郎「んーん、お客さんはベッドに縛りつけられてホラー体験するらしいで」

悠「なにそのプレイ」

ともき「プレイじゃないだろ」

福太郎「多少のイチャイチャはOkらしいで」

悠「やっぱり特殊なプレイじゃん」

ともき「ちげーだろ!」

摩耶「で、ベッドに括りつけられてどうなるの?」

福太郎「お化けに襲われるんちゃうかな」

金剛「……」
ガタッ
ガシッ!
摩耶「座ってどうぞ」

真樹「なんか斬新だね」

優日「つまり鈴猫さんといっしょに入ればもみくちゃにしていいと」

ともき「よくねぇだろ」

悠「それだ!」

ともき「それだじゃねぇわ!」

福太郎「確か……ネグルシって名前やったかなこの前テレビでみただけで実際にいったわけやないんやけど。」

悠「でも、それはそれで面白そうだな」

摩耶「金剛君だとベッド一つじゃ手狭だね。」

金剛「入らんから問題ない!」

悠「しかし、お化け屋敷って最近いったことないな。」

優日「いかなくてもお化け的なの見れるでしょ?ほら、鏡見てどうぞ」

悠「それはそうなんだが……今なんつった?」

優日「鏡の呪いとかもあるよね」

真樹「合わせ鏡とか」

福太郎「紫鏡」

摩耶「鏡ジジイ」

優日「鏡餅」

ともき「それは違う。むしろめでたい」

悠「なんか誤魔化された気がする。はい、小鳥遊お勉強問題!日本最南端の島は?」

優日「焼き鳥島!」

真樹「沖のカモメ」

摩耶「にふかし芋とらーれて」

福太郎「ついてねぇ。」

金剛「なんじゃそりゃ」

悠「ラッキーマンだ」

ともき「沖ノ鳥島」
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