ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】6

ーラスタ・ラヴ(8/18/夜)ー

悠「昨日まで涼しかったのに今日はあとぅーい。」

ともき「その言い方すげぇ腹立つ」

悠「ちょっと何言ってるかわかんない」

ともき「耳腐ってんのか」

悠「誰がゾンビやねん!」

福太郎「頭とか取れても普通に聞こえるみたいやし耳ぐらいちょっと取れても平気なんちゃうかな。」

悠「あのひと実年齢は固定になってるんだろうから鼓膜のたるみ的なものはなくて聞こえとかは問題ないんだろ」

マリア「ゾンビがいる前提で会話が進むってすごいですよね。」

真樹「すごいの後ろに「怖い」がつくんじゃないかな。」

ともき「とりあえず悠の耳はおかしいって結論でいいな」

悠「おいおい、おれ耳は地獄耳だぞ。」

福太郎「ただし?」

悠「自分に都合のいいことだけ」

マリア「殴られたらいいのに」

悠「なんでだよ。」

マリア「いや、笑いがとれますよ?」

悠「なるほどな。だが断る!この小鳥遊悠は他人の力で笑わすより自分の力で笑わせることが好きだからだ!」

マリア「じゃあ、あちらの方を笑わせてあげてください」

寅「……」

悠「笑顔って感情がないから無理だ」

寅「ふざけんな」
ドゴッ!
ガィン!
悠「ガード!」

寅「シィッ……ダラァっ!」
ゴッガァァン!
悠「ぎゃっあ!ガードぶち抜かれた!」
ドタタッ
神姫「……」
グシャッ
悠「ぎぃゃっ!」

神姫「あら、なにか踏んだかしら」

マリア「新型のカーペットですね。」

神姫「踏み心地はよくないわね。」

悠「踏み心地が良かったら毎日踏んでもらえるというプレイの誘いかな?」

神姫「……」
ゴッ!
バッ!
悠「ひぃ踵はやめて!」

寅「……」
ドガッ!
悠「ぎゃん!」

神姫「……」
ドガッ!
悠「ぐへっ!」

マリア「ダッシュダーッシュダッシュ、ダッシュダーッシュダッシュ」

福太郎「いつか決めるぜ稲妻シュート」

真樹「ボールは友達だからだから蹴り飛ばすってやつかな?」

悠「おれはボールじゃねぇ!」

寅「世界のストレス原だろ」

悠「世界規模でストレスをまき散らしちゃいない」

マリア「ですが、少なくとも寅さんにはストレスを与えてますよね」

悠「寅がおれに過敏なだけだ」

寅「ハウスダスト野郎が」

悠「ときどき面白いこというよなお前って」

寅「……」
ゴッ!
悠「なぁーんで殴られたんやろか?」

福太郎「普通に顔面殴られたけどへいきなん?」

悠「痛いよ?でも、男の子だから耐えてるんだよ。ザンブルクは男の子。」

ともき「若干おかしなこと言ってるな。」

真樹「脳は揺れたみたいだね。」

悠「はい、小鳥遊お勉強問題!どこの国にも属さない海をなんという?」

マリア「航海」

福太郎「黄海。」

真樹「紅海」

寅「公海だろ」

神姫「意外と「こうかい」って多いわね。」

ともき「確かに…」
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